ライフハック心理学

心理ハック

036 やりたい時間を増やし、やめたい時間を減らす方法

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Togglというツールを使って行動にかかった時間を計測しているのですが、これを使って手っ取り早く行動を増やしたり減らしたりする指針を得ています。

私達は当然「幸せな時間を増やし、不幸な時間を減らしたい」と考えていますが、記憶は歪曲するため、「あの時間は幸せだった」という記憶がウソをついている可能性は否定できません。

この問題を引き起こさないためには、行動の直後に行動についての感想を残すことです。私は幸い、睡眠をのぞく全アクションについて行動ログを残しているので、「直後に感想を残す」のは容易です。

たしかに、過去の経験について話すときは(「あの冷水はそんなに冷たくなかったよ」、「娘の世話をするってのはほんとうに楽しいんだから」)、記憶の微罪のせいで証言があてにならないかもしれない。しかし、今している経験について話すときは(「今どう感じるかだって? この凍りそうなバケツから今すぐ手を出して、かわりにこのやり場のないティーンエイジャーの頭にでも突っこみたいよ」)、主観的な心の状態について信頼できる報告をする。(p298)

シゴタノ!の大橋悦夫さんがやっていたのですが、行動を評価するのに複雑な指針を使うと、整合性を保つ苦労が発生しますから、評価は2段階で行います。

・★★★★★
・★

行動ごとに、どちらかの評価を残すのです。つまり次もやりたいことは、5つ星で、次はもうごめんだと思ったら1つ星です。私はこれをTogglのタグ機能を使ってやっています。


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私の場合には3つ星も加わっていますが、これは全部の記録に★をつけることを忘れないようにするためです。「どちらとも言えない」ような感想はたしかにあります。それについては何もつけなくてもいいのですが、そうすると★をつけるのを忘れていきそうなので、絶対につけるために3つ星を用意しているわけです。

あとでこれを元に「週次レビュー」などをします。特に気になるのは

・長時間かけた5つ星行動
・長時間かけた1つ星行動

のいずれかです。これらは明らかに注目する価値があります。