心理ハック
418 「取々選択」と葛藤
「取々選択」というやり方も
というエントリが上がりました。
「やりたいことを決める」→「なんとか押し込もうとする」→「結果的に優先順位の低いものがこぼれていく」
ということです。
「取々選択」方式のメリットを考えてみると、こんなところでしょうか。・真剣に時間配分を考えるようになる
・一石二鳥を得ようと工夫するようになる
・目標を達成することが自己目的化せず、常に優先順位を考え続けるようになる
http://www.ki-dousen.net/modules/nsections/index.php?op=viewarticle&artid=211
これは最近少し話題になった、「やらないことリスト」について考察した方のエントリです。
417 夢中にさせてくれる脳
私が、『夢中の法則』などを書いた理由として、「夢中になったり、楽しんだりするということは、ありていに言えば自分のコントロール外にある」と思えるからです。
・なんにでも興味を持とう
・好きになれることを探そう
といったアドバイスが全く有効でないとは思いませんが、好きになれるまで好きになるよう努力するということは、相当の「努力」を要求します。そういった経験がゼロではないので、「七重の鍵がかかった鉄の扉を開く努力」も、十年に一度くらいはいいと思いますが、基本的には無理があると思っています。
416 前頭葉は脳の社長さん?
『前頭葉は脳の社長さん?』を改めて読了しました。
タイトルに比べ、中身はかなり「大まじめ」な本です。通常ですと、ハードカバーで2000円以上ししそうな内容があって、それを940円で入手できるというのはお得感があります。
![]() |
前頭葉は脳の社長さん? (ブルーバックス 1546) 坂井 克之 講談社 2007-03-21 by G-Tools |
えらく所帯じみた話はさておき、結局どうなのか? 結局「前頭葉」が「脳の司令塔」だと筆者の坂井さんは考えているのか?
この本はまず
「脳は集団指導体制」というふうに読めます。筆者は注意深く、簡単に前頭葉を「指導者」ないしは「指導集団」と考えないように、注意を促してきますが、普
通の気持ちで読んでいく限り、脳は「集団指導体制」であり、その「指導集団」に相当するのが「前頭葉」だと読めます。
しかし、最後まで読み進めていくと、もっと難しい問題にまで誘い出されます。この辺の展開は、とても面白く書かれています。
415 「おもちゃのお金」でも欲しくなるわけ
脳には色々な機能が備わっています。そのうちのひとつが、「とりあえずおおざっぱに把握する」という機能です。これは、素早い現実の動きに、適切に対応するために必要です。
この脳の機能を逆手にとって、「ポイントカード」や「おもちゃのお金」を利用することで、自分のモチベーションを高めることが、少なくともある程度可能です。「子供だまし」とよく言われますが、大人の脳でも、「熟慮」しなければ子供とそれほど変わりません。
414 ブロードキャストとインテグレータ
一部脳科学者が強調している話題です。
脳内の神経細胞群には、数少ない情報を受けただけで、ほかのたくさんの細胞へ信号を送る、「ブロードキャスト」タイプと、たくさんの情報を受けておきながら、出力は少ない「インテグレータ」タイプとがあるとか。
ブロードキャストタイプは、乏しい情報入力なのに、いろいろな神経細胞に情報を発信してしまうとのことで、これは私たちの心的行為としては、想像力の発揮を感じさせます。数少ない手がかりから「憶測」するというのですから。









Twitter