心理ハック
270 今週の出来事『河合隼雄さん死去』
一九二八年兵庫県篠山市生まれ。京大理学部卒業後、スイスに留学し、分析心理学を創始したユングの研究所でユング派分析家の資格を取得。臨床心理学者としての業績に加え、従来の学問の枠にとらわれない幅広い視野に基づく研究や軽妙な話術で知られた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007072002034060.html
今朝朝日新聞を見て知ったのですが、河合隼雄さんが亡くなりました。
私は臨床心理学を専攻したわけではなく、ユングに特別な思い入れがあるわけでもありませんが、それでも河合さんの著作は結構読みました。主に学生時代のことで、留学してからはほとんど読んだ記憶がありませんが。
269 時間がたっぷりあると迷う
人によっては、まったく理解に苦しむことだと思うのですが、スターバックスで「本日のコーヒー」が受けるのはもっともなようです。いろいろなメニューの中
から、どれか1つだけを選ぶのは、根拠に欠けることが多いからです。このように選択の余地が多すぎて迷うことを「選択マヒ」といいます。
会社に着いた直後や、連休の始まりなどに、どうしても迷いがちな理由もこの「選択マヒ」によるものです。なすべきことはたくさんあるし、どう片付けていく
かの手順もたくさんあります。かりに4つの仕事を4つに区分した時間割(朝、昼、夕、夜)で片付けようとするなら、単純計算でも20通りを超える組み合わ
せがありえます。
267 今週の出来事 感情→事実
今週の水曜日、「第4回スピードハックス勉強会」にゲスト講師として参加いたしました。
緊張して思うに任せなかったとか、時間配分がシミュレーション時とずれていたとか、のっけから挙動不審になったパワーポイントで意図せず笑いをとってしまったとか、どこでも聞くような失敗はとりあえずおいておきます。
この日に感じたことで、私にとって特筆すべきことは、一つ。
人は、「未来の感情」を予測するとき、「現在の感情」を代用に使ってしまう、というのは本当だったということでした。
265 お金をもらうとつらくなる――アフィリエイトの心理学
このところ趣味で経済学の本をよく読んでいます。その中でしばしば、心理学と経済学では、ほとんど同じ概念を、異なる用語で説明するという、後々やっかいごとを引き起こしそうな事態を目にします。
たとえば、「一杯目のビールはとてもおいしいが、二敗目以降はおいしくなくなっていく」ことを、経済学では「収穫逓減の法則」といったりするようですが、心理学なら「馴化」(馴化=慣れ・飽き)といいます。
心理学と経済学には共通して扱えそうなエピソードにあふれています。私が最近特に興味を引かれているのが、「誘因」の話です。








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