心理ハック
111 進化の法則と人生の法則
タイトルがえらく仰々しいのですが、私は『仕事は楽しいかね?』全体のテーマを、一言で言うなら、ダーウィニズムを人生に適用せよ、ということだと思います。
そういうわけで、今後、話を進める上で欠かせないため、ダーウィンの進化論をごく簡単に述べておきましょう。いちばんいいのはやはり、「キリンの首はなぜ長いか?」です。べつに、キリンの首でなくとも、「ヘビはどうしてニョロニョロしてるのか?」でもいいのですが。
110 「ロボット」の成長が止る
すでに古典と言っていい1900年代の、有名な心理実験があります。「ヤーキーズ・ドットソンの法則」と言って、ネズミを使った実験なのですが、簡単に言うと「程よい緊張感で、最高のパフォーマンスが得られる」という法則です。
気が抜けすぎていては何事もまともにやれませんし、緊張しすぎていては、失敗のもとです。これをグラフ化し、覚醒レベルを横軸に、演技のできばえを縦軸にとりますと、覚醒レベルとパフォーマンスの関係は、逆U字の関係になります。
眠りに落ちる直前の状態を、覚醒レベルゼロとします。ここで運転をさせると「居眠り運転」となり、パフォーマンスレベルも最低です。
この反対に、「頭の中が真っ白に」なったような状態を、「過覚醒」と呼びましょう。超・緊張状態です。この状態のパフォーマンスもやはり最低です。
そして最高のパフォーマンスは、その中間のどこかにある、ということになりますから、逆U字の関係というわけです。






