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	<title>ライフハック心理学 &#187; 心理学別</title>
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	<description>知的生産の心理学</description>
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		<title>055 心理的なコンテクストを変える</title>
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		<pubDate>Tue, 04 Oct 2011 22:09:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[新奇性刺激]]></category>

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		<description><![CDATA[「ノマド」というのが流行るというのはとても面白い現象です。 オフィスから喫茶へ場所を移してみても、あるいは書斎から喫茶へ逃げてみても、仕事がはかどるようになる環境的理由は、ほとんどありません。というよりも、あるべきではあ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>「ノマド」というのが流行るというのはとても面白い現象です。</p>
				<p>オフィスから喫茶へ場所を移してみても、あるいは書斎から喫茶へ逃げてみても、仕事がはかどるようになる環境的理由は、ほとんどありません。というよりも、あるべきではありません。</p>
				<p>もちろん「あるべきではない」のであって、現実にはあります。まず、邪魔が入らなくなることが筆頭にあげられるでしょう。次に、人間には「新奇性刺激」と「馴化」が強く働きますから、毎日同じ環境で仕事をしていると、眠くなってしまいます。</p>
				<p>邪魔の有無には状況によってずいぶん違うでしょうが、心理的理由は多くの人に共通してあるものでしょう。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>コンテクストは可能性</h3>
				<p><!-- br--><br />
				資料がそろっている。電池の切れないパソコンがある。ネット環境をわざわざ用意するまでもない。</p>
				<p>だいたいノマドの環境は貧弱なものです。カフェの方が仕事をするのに都合いい物理的な理由は、ほとんどありません。ノマドをするのは基本的に心理的な理由なのです。</p>
				<p>ふつうに考えればコンテクストとは「そこでしかできないことを優先する」考え方ですから、わざわざできることを減らす理由はありません。「＠池袋」というリストには、池袋でしかできないことを置くべきでしょう。</p>
				<p>オフィスや自宅というコンテクストにはないが、カフェのような「ノマドコンテクスト」にならあるもの。きっとそれは「やる気」なのでしょう。新奇性刺激によって興奮が高まることもあれば、大橋悦夫さんの言う「<a href="http://cyblog.jp/modules/weblogs/43">あえてプアな環境に身を置く</a>」ことによって発生する一種の切迫感も期待できます。</p>
				<p>いずれも心理的な理由です。「外回りが多い」など、必然的に選択されるノマドではなく、「あえてプアな環境に身を置く」方の、物理的必然性によらないノマドを選択するのは、心理的なコンテクストを変えたいがためでしょう。</p>
				<p><!-- br--><br />
				<a href="http://hack.komadorist.com/">Strategy for Simple Life</a>さんで、ありがたいことにご紹介いただいておりますが、このたび用意した「残務ゼロ研究会」もようは、心理的なコンテクストを変えるための空間を作り出したかったという動機で始めています。</p>
				<blockquote><p>2時間あれば、色々できるのは分かったけど、やっぱり今日は帰ったらビール飲んでTVだよね、という方には、佐々木さんの残務ゼロ研究会がおすすめです。</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>自宅という空間には、すべてがそろっているゆえに、かえってやりにくいこともあるわけです。喫茶にもあるところには、テレビもビールもありますが、自宅にあるのとは意味が違ってきます。これも心理的な意味です。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>「いつかやる」をやるための場ですから、気になっていたあのタスクをやってつけてしまいませんか。2時間あれば、タスク管理ツールの乗り換えだってできます。</p>
				<p><a href="http://hack.komadorist.com/article/228187377.html">Strategy for Simple Life: 記録があれば、「いつかやりたかったこと」ができる</a></p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>「２時間」というのは大きなリソースです。やる気の他にノマドによってもたらされるリソースは「区切られた時間」でしょう。ただし気をつけていただきたいのは「２時間あれば何でもできる」わけではないことです。私達は時間リソースに飢えているため、この種の錯覚に陥りがちです。長い時間を過大評価するのはやめましょう。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<p>▼残務ゼロ研究会のチェックはこちらからお願いします。</p>
				<p><a href="http://kokucheese.com/event/index/17840/">10月9日 残務ゼロ研究会(東京都)</a></p>
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		<item>
		<title>027 集中力を出すために少し水を多めに飲む</title>
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		<pubDate>Tue, 02 Aug 2011 07:40:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[気分を変える]]></category>
		<category><![CDATA[注意]]></category>

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		<description><![CDATA[以前071 水を飲むという記事を書いたことがあります。昨日たまたま思い出す機会があったので、これについて再考してみましょう。 水を飲む記事を最初に書いたときに念頭に置いたのは、気分をいわばアジャストする、ということが念頭 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/08/HiRes.jpg" alt="HiRes.jpg" border="0" width="300"/></p>
				<p>以前<a href="http://www.mindhacks.jp/2006/06/post-74">071 水を飲む</a>という記事を書いたことがあります。昨日たまたま思い出す機会があったので、これについて再考してみましょう。</p>
				<p>水を飲む記事を最初に書いたときに念頭に置いたのは、気分をいわばアジャストする、ということが念頭にありました。水それ自体に意味があるというよりは、人は嚥下に注意を取られやすいので、一瞬でも注意を集めることが可能になるのです。</p>
				<p>注意を「飲料行為」に集めてすぐ仕事に取りかかれば、注意欠如のような状態で仕事とSNSを行ったり来たりせずにすみます。</p>
				<p>ですがふだんから少し多めに水を飲んでおくことには、脳にとってメリットがあります。何しろ脳は80％以上が水だからです。「毎日水を飲む量を増やすだけで、ある程度は集中力と記憶力を高められる」といわれています。(微量でしょうが)。</p>
				<p>拍子抜けするというか、あまり夢のない話だとは思うのですが、カフェインやその他のサプリメントの有効性が、水に勝るとはなかなか思えません。カフェインの効果はもちろん明らかですが、人はすぐ慣れてしまうし、大量に取ればその分いい、というものではないからです。結局効果は限定的です。</p>
				<p>ましてよくいわれる「糖分」の即効性はほとんど期待できそうにありません。もちろん脳は糖分(グルコース)を必要としています。が、ほとんどの現代人は脳にとって二十分以上の糖分を毎日摂取しています。</p>
				<p>まして脳が疲れた(これの意味もあいまいですが)ときに糖分を取る、というのはナンセンスなように思えます。何しろ糖分は脳にまっすぐ向かうわけではなく、まず胃に行ってしまいます。そこで消化が行われるわけですから、一時的にはむしろ精神活動が低下するのではないでしょうか。</p>
				<p>ただ、糖分をとることによって、私達は甘いものが大好きですから、脳の報酬系が活性化するということはいかにもありそうです。ゴージャスなケーキなら見るだけでもそうした効果が期待できるでしょう。つまり、グルコースの補給で脳の疲れを癒しているのではなく、スウィーツのおかげで脳が興奮して、疲れを忘れるのだと思えます。</p>
				<p>しかし長い目で見れば、水を飲む方がおそらく効果的でしょう。</p>
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		<item>
		<title>015 ネタを見つけるにはテーマを絞る</title>
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		<pubDate>Sun, 17 Jul 2011 08:55:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[注意]]></category>

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		<description><![CDATA[これはよく「ブログネタを絞り出す」ときに持ち出される話なのですが、「ブログのテーマを絞るほど、ネタはたくさん見つかる」という不思議な格言があります。 ふつうに考えればこれはたわごとっぽいです。ブログとしての人気はともかく [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/07/iStock_000000136484XSmall.jpg" alt="iStock_000000136484XSmall.jpg" border="0" width="400" height="300" /><br />
				<!-- br--></p>
				<p>これはよく「ブログネタを絞り出す」ときに持ち出される話なのですが、「ブログのテーマを絞るほど、ネタはたくさん見つかる」という不思議な格言があります。</p>
				<p>ふつうに考えればこれはたわごとっぽいです。ブログとしての人気はともかく、ネタに限って考える限り、テーマを広げれば広げるほど、ネタもたくさん見つかりそうなものです。</p>
				<p>「ライフハック」だけではネタ切れを起こしそうだから、心理学に話題を広げ、ついでに写真術にも言及し、もしもの時のために味噌汁の話題も入れられるようにしておく。というよりしておきたい。ブログの統一性は損なわれるにしても、「ネタ」はその方がたくさんあるに決まっている。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>私達は忘れたことに気づかない</h3>
				<p><!-- br--><br />
				しかしネタの絶対数がこの世にあればいいというものではありません。私達は、ネタの存在に気づかないかもしれないという事実を忘れています。</p>
				<p>ネタがそこら中にあるからといって、その存在に気づくとは限らないし、気づいたとしても忘れないとは限りません。というよりも、気づかず忘れることの方が圧倒的に多いのです。</p>
				<p>テーマを絞るということは、気づきやすくするということです。注意を向ける方向を決めることで、ネタがあれが確実に気がつくようになります。</p>
				<p>さらに、注意したことは忘れにくくなります。これはわかりやすい話です。注意を向けていないことは、たとえ気づいていてもすぐ忘れるのです。</p>
				<p>いわゆる短期記憶で保持しておける記憶内容はかなり限られており、ふつうの人が一度に思い出せる「ネタ」は、持ちネタよりもはるかに少ないものです。だから狭すぎるテーマを選ぶとネタ切れを起こしそうで不安になりますが、広すぎるテーマを選んでも頭がネタを取りこぼすから、ネタに恵まれるという結果にはならないのです。</p>
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		<item>
		<title>011 ポモドーロとリマインダー</title>
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		<pubDate>Sun, 10 Jul 2011 02:40:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[注意]]></category>

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		<description><![CDATA[「Pomodoro Technique（ポモドーロ・テクニック）」25分単位で集中する時間管理術というものがありますが、「集中するための時間管理」にはもう一つの方式があります。それがリマインダーを使う方法です。 この二つ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><a href="http://stack3.com/old/pomodoro_technique.html">「Pomodoro Technique（ポモドーロ・テクニック）」25分単位で集中する時間管理術</a>というものがありますが、「集中するための時間管理」にはもう一つの方式があります。それがリマインダーを使う方法です。</p>
				<p>この二つだけがすべてではありませんが、この二つはほとんど正反対と言っていいくらい違います。どちらかのみを使えば「万事OK」ということにはならないし、この二つくらいは使い分けないと色々とムリが出てきます。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>「最低25分はやる！」というのがポモドーロ</h3>
				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/07/iStock_000015697590XSmall.jpg" alt="iStock_000015697590XSmall.jpg" border="0" width="347" height="346" /><br />
				<!-- br--><br />
				ポモドーロテクニックはそもそも、どうもなかなか集中できないという問題に対する方法として提案されています。ですからこれは「シャットアウト！」によって時間をまず確保するための方法なのです。</p>
				<p>25分という時間枠に特別な根拠はないと思いますが、時間枠を先に用意してしまい、少なくともそれくらいの間集中しようよ、というわけです。その意味では古典的なやり方であり、「時間割」と似ていなくもありません。</p>
				<p>長所としてはわかりやすく、今すぐ始められるところです。短所としては25分というワクが大きすぎるタスクには向かないし、今から15分後に出かけるという状況では、いかにも使いにくいなどのことがあります。</p>
				<p>このテクニックを用いる際のコツは、「割り込みが入れない環境とともにやる」ことです。電話やネットはもちろん、仕事場に鍵をかけれれば最高です。25分の間、注意の切り替えをできればゼロにすることです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>「今から25分はねていてもいいよ。起こしてあげるから」がリマインダー</h3>
				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/07/iStock_000004791190XSmall.jpg" alt="iStock_000004791190XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /></p>
				<p><!-- br--><br />
				ポモドーロテクニックがあえて時間枠を用意するテクニックなら、リマインダーはワクが定められている中で、ワクを最大に使おうとするところで利用するものです。</p>
				<p>今から30分後に大事な用事のために家を出る。そんな状況下でポモドーロテクニックは集中に使いにくいはずです。25分めいっぱい仕事に没頭するのは危険だからです。</p>
				<p>では、30分後に出かけるなら準備は何分後に始めましょう？　ここを明確にするためにリマインダーを使います。まさか30分という人はいないでしょう。</p>
				<p>たとえばそれが15分であれば、その15分間は「出発準備のことを忘れて没頭できる」というのが理想です。つまりこの世でもっともよく使われているリマインダーは目覚まし時計です。起きる時間のことを忘れて寝ることに没頭するから熟睡できるというわけです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>「ワクが決まっている」のか「ワクを作る」のか</h3>
				<p><!-- br--><br />
				ポモドーロとリマインダーの使い分けは、ワクが決まっているかいないかのちがいによります。</p>
				<p>ワクが決まっていないと、没頭できません。集中力はいつまでも続くものではないからです。その意味でポモドーロテクニックは集中に役立ちます。</p>
				<p>しかしワクが決まっていても、没頭できません。「出発」や「起きる時間」のことで気もそぞろになるからです。それを防ぐためにリマインダーを使います。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>010 左にスイッチする価値と締め切り</title>
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		<pubDate>Mon, 04 Jul 2011 21:00:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[スキルアップ]]></category>
		<category><![CDATA[同化と調節]]></category>

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		<description><![CDATA[大切なことは、習慣になるまでやり続ける事。右バッターが左にスイッチする感覚。ゾノさんだって、最初はiPadでメモを取るのに苦労した。何度も紙のメモにもどったりを繰り返しながらいまのスタイルに到達した。やり続けることが大事 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><!-- http://twitter.com/#!/beck1240/status/87040058326126592 --><br />
				<style type='text/css'>.bbpBox87040058326126592 {background:url(http://a1.twimg.com/images/themes/theme16/bg.gif) #9AE4E8;padding:20px;} p.bbpTweet{background:#fff;padding:10px 12px 10px 12px;margin:0;min-height:48px;color:#000;font-size:18px !important;line-height:22px;-moz-border-radius:5px;-webkit-border-radius:5px} p.bbpTweet span.metadata{display:block;width:100%;clear:both;margin-top:8px;padding-top:12px;height:40px;border-top:1px solid #fff;border-top:1px solid #e6e6e6} p.bbpTweet span.metadata span.author{line-height:19px} p.bbpTweet span.metadata span.author img{float:left;margin:0 7px 0 0px;width:38px;height:38px} p.bbpTweet a:hover{text-decoration:underline}p.bbpTweet span.timestamp{font-size:12px;display:block}</style>
				<div class='bbpBox87040058326126592'>
				<p class='bbpTweet'>大切なことは、習慣になるまでやり続ける事。右バッターが左にスイッチする感覚。ゾノさんだって、最初はiPadでメモを取るのに苦労した。何度も紙のメモにもどったりを繰り返しながらいまのスタイルに到達した。やり続けることが大事！ <a href="http://twitter.com/search?q=%23cnote1" title="#cnote1" class="tweet-url hashtag" rel="nofollow">#cnote1</a><span class='timestamp'><a title='Sat Jul 02 06:09:01 +0000 2011' href='http://twitter.com/#!/beck1240/status/87040058326126592'>less than a minute ago</a> via <a href="http://www.hootsuite.com" rel="nofollow">HootSuite</a> <a href='http://twitter.com/intent/favorite?tweet_id=87040058326126592'><img src='http://si0.twimg.com/images/dev/cms/intents/icons/favorite.png' /> Favorite</a> <a href='http://twitter.com/intent/retweet?tweet_id=87040058326126592'><img src='http://si0.twimg.com/images/dev/cms/intents/icons/retweet.png' /> Retweet</a> <a href='http://twitter.com/intent/tweet?in_reply_to=87040058326126592'><img src='http://si0.twimg.com/images/dev/cms/intents/icons/reply.png' /> Reply</a></span><span class='metadata'><span class='author'><a href='http://twitter.com/beck1240'><img src='http://a0.twimg.com/profile_images/1043909423/beck120_normal.gif' /></a><strong><a href='http://twitter.com/beck1240'>Shinya Kita / beck </a></strong><br/>beck1240</span></span></p>
				</div>
				<p> <!-- end of tweet --></p>
				<p>これは明らかに<a href="http://www.mindhacks.jp/2011/07/post-3724">008 使いやすい道具と使いにくい道具</a>で取り上げた「同化と調節」のテーマですね。偶然を装ってはいますが、倉園さんのお話になるテーマから、必ずこうした話題が出ると踏んでいたから先日エントリをあげたわけですが。</p>
				<p>先日のエントリでも書いたとおり、どのくらいメリットがあるかということが「調節」の決め手になるわけですが、それだけではありません。</p>
				<p>ここのたとえにもあがっている「左にスイッチする」ということには「締め切り」があります。プロ野球の選手で言えばキャンプ中に「スイッチ」を完了させないと、シーズンが始まってしまいます。シーズン中「ああ、やっぱり右に戻そう」としていたのでは２軍落ちしてしまいそうです。</p>
				<p>紙からiPadへ「スイッチ」するのに締め切りはなさそうですが、実はあります。「今度のミーティングは大事だから紙のノートに戻そう」というのを繰り返していると、「スイッチ」に失敗します。そういうことは往々にしてあるのです。</p>
				<p>もう一つはいかに「調節」と「同化」を近づけることができるかです。野球選手が「左にスイッチ」するというのは「テニス選手に変わる」という「調節」よりははるかにスムーズにできそうです。思うに「調節」をできる限りスムーズにするのも、「ライフハック」の一種と言えそうです。</p>
				<p>iPadへの手描きという「調節」でいえば、「紙の感触に近づける」というのが「同化」へ近づけるアプローチなのです。ペンを選ぶとか、反応のいいアプリを探すというのはすべて「同化」です。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>008 使いやすい道具と使いにくい道具</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/07/post-3724?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=008-2</link>
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		<pubDate>Sat, 02 Jul 2011 22:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[同化と調節]]></category>

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		<description><![CDATA[インターフェースが優れいているかそうでないかということは確かにあります。たしかにありますが、これは一口に言い切れるほど単純な問題ではありません。 しばしばタスクシュートのような「複雑な」ツールを使おうという人を揶揄して「 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/07/iStock_000015641769XSmall.jpg" alt="iStock_000015641769XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /></p>
				<p>インターフェースが優れいているかそうでないかということは確かにあります。たしかにありますが、これは一口に言い切れるほど単純な問題ではありません。</p>
				<p>しばしばタスクシュートのような「複雑な」ツールを使おうという人を揶揄して「冷蔵庫のマグネットの方が使いやすいし十分役立つ」という意見が聞かれます。</p>
				<p>この意見は、自動車免許を取ろうという人を揶揄して、自転車の利点を強調することと似ています。そこにウソはないのですが、物足りないのです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>生まれながら誰にでも使える道具というのはほとんど何もない</h3>
				<p><!-- br--><br />
				ジーン・ピアジェという発達心理学の巨匠が「同化と調節」という概念を発表したのはずいぶん昔のことです。直感的に使える道具と訓練が必要な道具というのは、この概念を思わせます。</p>
				<p>道具は直感的に使えた方がいいに決まっています。しかし最初から直感的に使える道具というのはまずないのです。ピアジェに対しても初期のころから様々な批判が寄せられました。（たとえばU・ナイサーの『認知の構図』を参照)。</p>
				<p>私の娘もいまだにコップが満足に使えるとは言い難い有様です。コップで水を飲むなど誰でも簡単にできると思ってしまいがちですが、それだって訓練のたまものです。</p>
				<p>「英語なんか勉強しなくても、日本語なら直感的に使えるし、それで十分生きていける」というのはだいたいのところそうでしょう。でも日本語も直感的に生まれながらにして使いこなせているわけではないのです。少し思い起こせば、「国語」とか「漢字」とかで苦労した経験をお持ちのはずです。江戸時代までさかのぼれば、漢字の読めなかった人はたくさんいたのです。</p>
				<p>要するにツールというのはそもそも「調節」によってしか使えないものなのです。「同化」できるように思えるのは、「調節」の苦労を忘れているだけです。自転車に乗るには苦労したはずなのですが、その苦労は忘れているわけです。</p>
				<p>iPadは「使えない」でしょうか？　Evernoteは「複雑すぎ」ますか？　Omnifocusは「よくわからない」ですか？　タスクシュートは「とてもムリ」ですか？</p>
				<p>おそらくそうでしょう。それはインターフェースが「狂っている」せいではなく、「ムリヤリ使おうとしているから」でもなく、「調節しようとしていない」からです。繰り返しますが「直感的にすぐ」使えるツールについては、過去「調節した」苦労を忘れているのです。</p>
				<p>ですからどんなツールに自分を調節するかは、よくよく検討して選択しなければならないわけです。「調節しないと使えないじゃないか」という批判たぶん筋違いというものです。</p>
				<p>「タッチタイプ」という「調節」はおそらく、できるようになれば「十分苦労する甲斐があった」と思うでしょう。なかなかできるようにならない人が「紙に手で書いた方がよっぽど早いじゃないか」と言っていたら、「そうだとしても物足りない」と思われるはずです。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>007 「認知資源」が睡眠によって回復する認知科学的な理由</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Jun 2011 09:06:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[認知資源]]></category>

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		<description><![CDATA[006のエントリの最後に 徹夜は認知資源を回復するタイミングを失います。このテーマについて本当なら認知科学(脳科学)の知見を援用しなければならないのですが、それについてはまた将来のエントリに改めます。 006 仕事モード [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>006のエントリの最後に</p>
				<blockquote><p>徹夜は認知資源を回復するタイミングを失います。このテーマについて本当なら認知科学(脳科学)の知見を援用しなければならないのですが、それについてはまた将来のエントリに改めます。</p>
				<p><a href="http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3714">006 仕事モードに悪影響を残す６つの習癖 – ライフハック心理学</a>
				</p></blockquote>
				<p>と書きました。ここまで来るとマインドハックと言うより中途半端な学術論文みたいになってしまいますが、一応私が知る限りでは次のような説が説得的です。</p>
				<p>大事なのは「夢見の睡眠」(REM睡眠)であるという説なのですが、夢を見ている最中はノルアドレナリン、セロトニン、ヒスタミンなどの一部神経伝達物質が放出されなくなると言うのです。</p>
				<p>▼参照資料<br />
				<a href="http://bit.ly/khOM6i">PDF(英文)</a></p>
				<p>なぜでしょう？</p>
				<p>比較的有力な説明として、夢見中に身体が動いてしまっては困るから、というものがあります。夢の中にはかなり刺激の強い内容もあります。そんな刺激の強い「幻覚」を相手に身体を動かしてしまっては危険です。だから夢を見ながらそこら辺を歩き回るというのは不都合なのですし、目だけ覚めてしまって身体が動かないという症状(俗に言う金縛り)も存在します。</p>
				<p>一部神経伝達部室が抑制される重要な理由としては他にもあります。夢を記憶しないようにするためです。</p>
				<p>ふつう、強い感情を揺さぶられるような体験をするとそのことは忘れられなくなります。９／１１や３／１１のことを努力せずとも覚えておけるからくりが働いているわけです。</p>
				<p>しかし夢というのは相当刺激的な体験であっても(危うく殺されそうになるとか、人を殺してしまったなどの)、ふつうの人は目が覚めて数分以内に忘れてしまいます。これは不思議ではありませんか？　フロイトなどは夢のこういう性質に気づいて、ユニークな説を唱えていますが、これにも神経伝達物質がからんでいると説明されます。</p>
				<p>どう見ても夢の内容は不合理きわまりないので、鮮明に覚えていても日常生活の役には立たないのです。役に立たないどころかむしろノイズになります。内容によっては危険です。だから分析心理学などの方式を容れて、夢日記をつけようとしても、そう簡単にはいかないのです。</p>
				<p>REM睡眠中はこのように、ノルアドレナリンなどの活動が抑制されるという説があるわけです。そしてノルアドレナリンもセロトニンも、覚醒時にきわめて重要な役割を担っています。つまりこれらの重要な伝達物質の機能が「回復」するために睡眠が必要というわけであり、それらが「認知資源」に欠かせない物質であると考えるのは、妥当だと思えます。</p>
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		<item>
		<title>005 ファーストタスクを１日に「２個」こなす方法</title>
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		<pubDate>Tue, 28 Jun 2011 06:52:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[ファーストタスク]]></category>
		<category><![CDATA[認知資源]]></category>

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		<description><![CDATA[そういう方法を模索するべきではありません。理由は003 計画する前に取りかかるべき仕事で書いた事が１つです。 もし「認知資源」というものが回復するとすれば、それは睡眠中ということになるはずです。 つまり朝イチを逃したら、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/iStock_000007140021XSmall.jpg" alt="iStock_000007140021XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /></p>
				<p>そういう方法を模索するべきではありません。理由は<a href="http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3692">003 計画する前に取りかかるべき仕事</a>で書いた事が１つです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>もし「認知資源」というものが回復するとすれば、それは睡眠中ということになるはずです。</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>つまり朝イチを逃したら、やりにくくいっぽうなのです。なのに朝イチにできないのに、昼イチならできるとか、寝る前ならできるという方が不自然です。</p>
				<p>さらにもうひとつあります。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>「いつか時間ができたら」といっても、それは1時間や2時間ではダメだということもあります。少なくとも10時間くらいはないと「勉強」などは効果が上がってこないということもあります。</p>
				<p><a href="http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3698">004 ファーストタスクには「重要だが緊急でない仕事」を入れる</a></p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>10時間くらいは必要とすることを２つも３つも１日に少しずつやって、10日ないしは20日後に成果を出していく。毎日他にもいろんなことをやる中で考えると、実に複雑です。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>それでも「セカンドタスク」くらいはやりたいという場合について</h3>
				<p><!-- br--><br />
				考えるだけは考えてみました。考えるのが趣味と仕事のような人間ですので。</p>
				<p>一番効果が上がりそうなのが、「昼イチ」です。ただし条件があります。</p>
				<p>・昼食はとること<br />
				・食後「セカンドタスク」に取りかかる10分前くらいから「1人になる」こと<br />
				・ファーストタスクほどの期待はしないこと<br />
				・直後にミーティングやアポイントがない方が望ましい</p>
				<p>理由ははっきりしています。</p>
				<p>「認知資源」というものは、視覚イメージ、判断、短期記憶処理、カテゴライズ、計算などによって失われると思われます。早い話がPCを前にしている限り失われます。</p>
				<p>他に「対人交渉」で失われがちです。人は人の注意を要求します。特に年配の方が携帯電話をいじりながら人の話を聞く姿勢を好まないはそのような理由からでしょう。</p>
				<p>一方で、睡眠中に回復するというのは視覚イメージを脳内で活性化させない、対人交渉もしないからということもあるはずです。睡眠時の脳の働き方は覚醒時とだいぶ異なるので簡単ではありませんが、人と関わらず目を休めれば何かしら違ってきそうです。</p>
				<p>この条件は、昼食後の一定時間に1人でいることである程度満たせそうです。このタイミングなら、ファーストタスクほどでなくても、何かしら前に進めることは可能でしょう。</p>
				<p>以上の理由から私が考えるに、午後１時からミーティングを予定するべきではありません。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>004 ファーストタスクには「重要だが緊急でない仕事」を入れる</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3698?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=004-2</link>
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		<pubDate>Sun, 26 Jun 2011 22:30:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[ファーストタスク]]></category>
		<category><![CDATA[不安]]></category>
		<category><![CDATA[認知資源]]></category>

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		<description><![CDATA[あくまでも原則としては表題の通りになるでしょう。重要であるが、締め切り間際ではない行動に、朝の最初の時間を当てるとよいのです。 具体的な例を挙げると、資料を読んだり読書すること(勉強)や大事な環境設定、あるいは部屋の配置 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/iStock_000010570841XSmall.jpg" alt="iStock_000010570841XSmall.jpg" border="0" width="347" height="346" /></p>
				<p>あくまでも原則としては表題の通りになるでしょう。重要であるが、締め切り間際ではない行動に、朝の最初の時間を当てるとよいのです。</p>
				<p>具体的な例を挙げると、資料を読んだり読書すること(勉強)や大事な環境設定、あるいは部屋の配置換えなどでしょうか。</p>
				<p>これらはふつう「いつか時間があったらやろう」という考えているものです。しかしなかなか時間ができず、したがってなかなか取り組めません。「いつか時間ができたら」といっても、それは1時間や2時間ではダメだということもあります。少なくとも10時間くらいはないと「勉強」などは効果が上がってこないということもあります。</p>
				<p>1日うちいきなり10時間が空白になることはまずないし、ふだんやっていないことをいきなり10時間やったりするのもムリがあります。したがって朝の最初に１時間を確保し、それを10日、20日と繰り返すしかないのです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>この活動を支えるツールが不十分</h3>
				<p><!-- br--><br />
				しかしこの理屈通りに動くことは難しいものです。原因はふたつあります。</p>
				<p>１．そんな作業を朝からやっていて大丈夫なのかという疑問に答えられない<br />
				２．毎日やり続けた成果がちゃんと出るのかどうかがわからない</p>
				<p>たとえば朝からブログを書くことに決めたとしても、第1エントリ目のブログに朝から時間をかけていてよいものだろうか？と思うわけです。「重要だが緊急でない活動」の他に私達は「重要で緊急の仕事」を抱えています。先にそちらを手がけて「時間があまったら重要だが緊急でない活動」にも手をつける、という方が自然ではないでしょうか？</p>
				<p>この不安ゆえに<a href="http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3692">003 計画する前に取りかかるべき仕事</a>に手つかずの日々が続くわけです。「重要で緊急の仕事」を先に手がけると、仮に時間があまったとしても認知資源を消耗し尽くしているのです。</p>
				<p>「しかしどちらを先に手がけたとしても、認知資源も時間も不足するのでは？」とどうしても思うでしょう。この不安自体が認知資源を使います。私はその消耗を避けるためにタスクシュートを使っています。仮に朝イチに30分を読書に当てても、「重要で緊急のタスク」はすべて終わり、その終了時間が1800前であることを、朝4時の時点で目で見て確認しないと安心できないからです。</p>
				<p>ただし、この安心感が得られたとしても「２．毎日やり続けた成果がちゃんと出るのかどうかがわからない」という問題は残ります。これもシミュレートしてくれるツールで、少なくとも数字上の成果を目に見える形に示して欲しいのです。今のところそのようなツールはありません。</p>
				<p>私はタスクシュートでこの先１ヶ月分、ないしは３ヶ月分の時間の使い方を目で見て知りたいといつも思っています。３ヶ月毎日ブログを続ければ90エントリになるというのは、あまりにも大ざっぱすぎるのです。実際には休んでしまうはずの日もあるし、アップする気が起きなくなるような日もあるでしょう。</p>
				<p>向こう３ヶ月のタスクシュートがあれば、いつそのような事態に見舞われるかが、だいたい検討できます。そのような日は一切ブログをアップしないとすれば、90日で何エントリになるかがかなり正確に分かるはずです。それを目で見て初めて私は、「この作業に、当てられる日だけでも毎日」時間を費やしたとき、何ヶ月先にどんな成果を得ているかをおぼろげながらも実感できます。それがモチベーションの厳選であると思うのです。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>003 計画する前に取りかかるべき仕事</title>
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		<pubDate>Sun, 26 Jun 2011 06:27:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[ファーストタスク]]></category>
		<category><![CDATA[認知資源]]></category>

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		<description><![CDATA[「ファーストタスク」という言葉があります。マーク・フォースターという人の言葉なのですが、１日の計画を立てる前に５分でいいから手がけるべき仕事を指します。 マニャーナの法則 明日できることを今日やるな マーク・フォースター [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>「ファーストタスク」という言葉があります。マーク・フォースターという人の言葉なのですが、１日の計画を立てる前に５分でいいから手がけるべき仕事を指します。</p>
				<table  border="0" cellpadding="5">
				<tr>
				<td colspan="2"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595425/cl004-22/" target="_top">マニャーナの法則 明日できることを今日やるな</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595425/cl004-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HYssPJAvL._SL160_.jpg" border="0" alt="マニャーナの法則 明日できることを今日やるな" /></a></td>
				<td valign="top"><font size="-1">マーク・フォースター 青木 高夫 </p>
				<p>ディスカヴァー・トゥエンティワン  2007-04-05<br />売り上げランキング : 13638</p>
				<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595425/cl004-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td>
				</tr>
				</table>
				<p>計画を重視しない人にとってはどうと言うことのない話でしょうが、マーク・フォースターは非常に綿密な計画を推奨している人です。ですから「ファースト・タスク」というのはものすごく特別扱いされるべき仕事なのです。もちろん時期や状況によって何がファーストタスクになるかは変化します。</p>
				<p>たしかに「ファースト・タスク」を定めると進みます。やりたいことであれば何でもいいのです。私はしばらく読書をファーストタスクにしていましたが、今日は原稿書きにしました。クリエイティブかどうかは私は考慮していません。しかし次のライフハッカーからの引用は、おそらく同じことをいっています。</p>
				<blockquote><p>ところが、1日中家にこもって仕事をする日であれば、朝起きたら、すぐにパソコンの電源を入れて、寝起きの格好のままでも、髪に寝癖がついたままでもいいので、とにかく1分でも早く仕事をする方がいいらしいです。クリエイティブな仕事の能力というのは、陽が昇れば昇るほど減少していくというのです。</p>
				<p><a href="http://www.lifehacker.jp/2010/08/100825_morningroutine.html">仕事の創造性と生産性を上げるには、朝起きて1分でも早く仕事をするのがいいらしい : ライフハッカー［日本版］</a>
				</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>「認知資源」は減る一方と考える</h3>
				<p><!-- br--><br />
				「認知資源」という概念が最近ようやく人口に膾炙し始めました。社会心理学でも認知心理学でも使われる考え方ですが、物事を判断するために使う心理的なエネルギーのことです。</p>
				<p>▼<a href="http://changingminds.org/disciplines/leadership/theories/cognitive_resource.htm">Cognitive Resource Theory</a>（英文）</p>
				<p>ダニエル・ギルバートとというちょっと面白い社会心理学者がいます。</p>
				<p>▼ダニエル・ギルバートの講演（字幕つき・このエントリの内容とは関係がありません）<br />
				<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/s5ofp47sG1c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
				<p>彼によると、<a href="http://psycnet.apa.org/journals/psp/60/4/509/">人は疲れていると認知資源を極力節約しようとしてしまうため、偏見にとらわれやすくなる(英文)</a>というのです。</p>
				<p>この研究はふつう「偏見やステレオタイプを抑制するためには認知資源が必要」という文脈で語られることが多いわけですが、それなら、カテゴライズや認知的判断において「認知資源」というものが必要だ、といえるとおもいます。</p>
				<p>起きて生活を始めれば、「認知資源」は否応なく使われていきます。私達はものを見た瞬間からすでに「カテゴライズ」をしにかかりますし、メールチェックしたりツイッターを読み始めれば、認知的判断せずには済まされません。仕事中はいうまでもなく、対人交渉では消費量が増大するはずです。</p>
				<p>もし「認知資源」というものが回復するとすれば、それは睡眠中ということになるはずです。回復せずともなくならなければいい、と考える人もいるでしょうが、「脳は認知資源を節約している」という表現は心理学の教科書に決まって登場します。節約するということは不足もするしなくなりもするものなのでしょう。</p>
				<p>認知資源が睡眠中に回復するとすれば、それがもっとも豊富に使えるのは起きた直後ということになります。朝起きてすぐメールチェックしたりTwitterを見ないというのは、認知資源という文脈では重要だと思います。ここで「ファーストタスクに取り組むべき」というのも同じ意味でしょう。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>002 ナイーブ・シニシズムの心理実験</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3682?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=002</link>
		<comments>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3682#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 23 Jun 2011 06:43:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[ナイーブ・シニシズム]]></category>

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		<description><![CDATA[が、他人は自分に比べると、自己中心的であることに比較的(自分と比較して)無自覚だと思える。「人は私ほど寛大じゃないからね。私は自分が自己中心的だって気づいているけど」と思ってしまう。これをナイーブ・シニシズムというわけで [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/iStock_000015892112XSmall.jpg" alt="iStock_000015892112XSmall.jpg" border="0" width="347" height="346" /><br />
				<!-- br--></p>
				<blockquote><p>が、他人は自分に比べると、自己中心的であることに比較的(自分と比較して)無自覚だと思える。「人は私ほど寛大じゃないからね。私は自分が自己中心的だって気づいているけど」と思ってしまう。これをナイーブ・シニシズムというわけです。</p>
				<p>社会心理学の実験によると、実際にはそんなことはありません。つまり、こう思っていることすらお互い様なのです。</p>
				<p><a href="http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3674">001 「みんなが自分のようなら世の中もっとうまくいくはず」と思ってしまう問題 – ライフハック心理学</a>
				</p></blockquote>
				<p>昨日このようなことを書きましたが、ここで行われた<a href="http://homepage3.nifty.com/fujishima/shelf/desk157.htm">「社会心理学の実験」というのは次のようなもの(和文)</a>でした。</p>
				<p>実験参加者たちは、2人が共同でポイントを稼ぐテレビゲームをさせられます。ゲーム後2人の「協力者」は、互いのゲームに対する「貢献度」と「ミスへの責任レベル」を評価し合うというものです。点数はいずれも100点満点。</p>
				<p>もしも互いの「貢献度」や「責任」がきわめて妥当なものであれば、それぞれの評価を足した数字はいずれも「100」になるはずです。</p>
				<p>たとえば私と妻が協力し合ってゲームしたとき、私が「自分は60点くらいゲームに貢献し、妻は40点くらいだろう」と思ったら「60」とします。そして妻もたしかにそう感じていれば「40」とするでしょう。足してちょうど100になります。</p>
				<p>もし私も妻も自分のことを謙遜して評価していると、「私は40点で妻は60点くらいかな」と思い、妻もまた「自分は40点くらい」と思うことになります。この場合足しても80であり100に届きません。</p>
				<p>このように、貢献度を足して100を割ったという組み合わせが多いとなると、人々の自己評価は「有意に低かった」と社会心理学的には言えることになります。</p>
				<p>結果はどうだったかといえば、「貢献度」に関しては100をわずかに下回った程度で、きわめて100に近かったのです。つまり人々が協力した際、「自分がどのくらい貢献したか？」ということについての感覚は、主観的にも客観的にも妥当なレベルに落ち着くと、この実験からは言えそうです。</p>
				<p>さて次は「責任度」です。この場合はミスに対する責任のレベルですから、お互いが「自分は悪くない」と思えば思うほど、100を下回ります。お互いが「自己責任レベル20点」と思えば、足して40点にしかならず、その分相手が悪いと思い合っていることになります。</p>
				<p>実験の結果は、100点をだいぶ上回りました。つまりお互いが「自分の方がミスをした」と思い合ったということになります。ここまでは見知らぬ他人のことが好きになれそうな結果ですね。</p>
				<p>さて、本当に面白いのはここからです。</p>
				<p>今度は実験参加者に、「相手がするであろう自己評価」を推測しあってもらいました。方式はまったく同じく100点満点です。つまり自分の貢献度を自分で評価するのではなく、相手のする自己評価を推測し合うのです。</p>
				<p>具体的に説明すれば簡単な話です。先ほどと同じくゲームをするのが私と妻だとします。ゲーム後、妻は自分の「ゲームへの貢献度を何点にするか？」と私が推測してみるわけです。</p>
				<p>私としては「せいぜい50対50といったところ」と思っていたとしましょう。「しかし妻はちょっとうぬぼれていて私を低く見積もりそうだから、妻60で私40とするに違いない」などと推測します。そして妻もまったく同じように推測すると、両者の合計は100を超えてしまいます。</p>
				<p>つまりこの場合に100点を超えるということは、「人は自分のことを過大評価しがちだ」と他人について推測してしまうという意味にになるのです。結果は実際その通りでした。推測した貢献度の評価は100を有意に超えたのです。</p>
				<p>次は責任レベルですが、そろそろわかってきましたか？　実験の結果では100を大きく下回りました。私と妻の例をとれば、私は妻が私に責任を押しつけるに違いない、と推測したことになったわけです。</p>
				<p>以上をグラフに示すと以下のようになります。</p>
				<p><!-- br--><br />
				<img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/naive-cynicism.jpg" alt="naive-cynicism.jpg" border="0" width="500" /><br />
				<!-- br--></p>
				<p>これはなかなか簡単な実験のわりに、興味深い結果をはじき出しています。自己評価と、相手の評価の推測では、貢献でも責任でも逆の結果になっています。</p>
				<p>つまり自分は自分のことを過大に評価しないのに、相手はそうするとみんな思ってしまうわけです。そして、自分は他人に責任を押しつけないのに、相手はそうするとみんな思っているわけです。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>001 「みんなが自分のようなら世の中もっとうまくいくはず」と思ってしまう問題</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3674?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=mh001-naive-cynicism</link>
		<comments>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3674#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 22 Jun 2011 06:10:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[ナイーブ・シニシズム]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.mindhacks.jp/?p=3674</guid>
		<description><![CDATA[「ナイーブ・シニシズム」(naive cynicism)という社会心理学の用語があります。 他人は自分ほど「自己中心的であることに自覚的でないだろう」という思い込みを指します。 もちろん私達はみんな利己的に、自分に都合良 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/iStock_000000890061XSmall.jpg" alt="iStock_000000890061XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /><br />
				<!-- br--></p>
				<p>「ナイーブ・シニシズム」(naive cynicism)という社会心理学の用語があります。</p>
				<p>他人は自分ほど「自己中心的であることに自覚的でないだろう」という思い込みを指します。</p>
				<p>もちろん私達はみんな利己的に、自分に都合良く物事を解釈します。ただ、私達は大人にななるにしたがって、そのことに自覚的になります。</p>
				<p>小学校中学年くらいのころを思い出すと、クラス対抗などのサッカーやドッジボールで負けるたびに</p>
				<p>・いかに審判役の先生は自分のクラスにひいきしていたか<br />
				・いかに相手クラスは反則をしていたか</p>
				<p>などのテーマを延々論じていたものですが、甲子園で野球をするくらいの年齢になればこういうことはしなくなります。そうはいっても自己中心的なものの見方というのはある意味「唯一のものの見方」ですから、テニスの4大大会などでも<a href="http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/014/426/68/N000/000/002/124724291531016108799_hawkeye_challenge.jpg">機械による判定</a>が必要とされるわけです。</p>
				<p>つまり私達の脳はたしかに自分の打った球はナイスショットだと思わせ、相手の打った球はわずかに狙いを外しているように見せるわけです。同時にそのことに気づかせるのも私達の脳です。</p>
				<p>が、他人は自分に比べると、自己中心的であることに比較的(自分と比較して)無自覚だと思える。「人は私ほど寛大じゃないからね。私は自分が自己中心的だって気づいているけど」と思ってしまう。これをナイーブ・シニシズムというわけです。</p>
				<p>社会心理学の実験によると、実際にはそんなことはありません。つまり、こう思っていることすらお互い様なのです。</p>
				<p>しかしそれはいいことです。なぜなら自分ひとりで「世界の重荷を背負う」負担から逃れられるわけですから。本当に自分だけが寛大で、他の人の自己中心を許容するばかりだとしたら、たまったものではありません。</p>
				<p>私達は、人に思われているより、あるいは人のことを想像しがちであるよりは、自分の自己中心性にも偏見にも自覚があるのです。</p>
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		<item>
		<title>055 「なりたい自分になる」ためのマインドハック</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Jun 2011 07:23:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[自己呈示の内在化]]></category>

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		<description><![CDATA[「自己提示の内在化」という社会心理学の用語があります。 内向的な人でも、繰り返し外向的に振る舞っていると、外向性が自分の性格のように定着していくということです。 そんなに簡単にいかないとように思えますが、「性格」とは心理 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/iStock_000001809723XSmall.jpg" alt="iStock_000001809723XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /><br />
				<!-- br--></p>
				<p>「自己提示の内在化」という社会心理学の用語があります。<br />
				内向的な人でも、繰り返し外向的に振る舞っていると、外向性が自分の性格のように定着していくということです。</p>
				<p>そんなに簡単にいかないとように思えますが、「性格」とは心理学で定義するのに論争が起こるくらいあいまいなものです。「私は絶対内向的だ！」と頑強に言い張る方もいらっしゃいます。しかし人前で怖じ気づいてうまくものが言えなくなるというのは、決して珍しいことではありません。</p>
				<p>うまくものが言えないということ自体があいまいです。当人がどのように思っているにせよ、万人が認めるうまいものの言い方というものを、場面ごとに決定するのはほとんど不可能です。同じように、好きな人にPRしたくてもうまくいかないでいる人と、内向的な性格の人とを、客観的に区別するのは難しいのです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>「なりたい自分」を提示する。他人に対して</h3>
				<p><!-- br--><br />
				ただ、当人は分かっています。というよりも苦しんでいます。あまり外向的だったり社交的なせいで苦しむ人はいませんが、内向的で恥ずかしがり屋という性格に困っているという人は多いものです。</p>
				<p>人に適切にPRできるようになりたいとか、仲良くなりたい人と上手にコミュニケートしたいのに、「性格のせいで」うまくいかないと思っている人は、可能な機会を捉えては外向的に振る舞うとよいと心理学者は考えています。その繰り返しの数が多いほど、外向性が身につくからです。</p>
				<p>ただ、身内にこっそり外向的な自分をPRするより、「他人」に対して「外向的な自分の側面」を提示する方が効果的です。外向的な側面というのは誰にでもあります。外向的になりたいというだけでも、外向的な一側面と考えることができるはずです。</p>
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		<title>054 「自尊心のポートフォリオ」を考える</title>
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		<pubDate>Sat, 18 Jun 2011 22:11:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[作業自己概念]]></category>
		<category><![CDATA[気分を変える]]></category>

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		<description><![CDATA[自分についての知識の量は膨大であるが、それらすべてがつねに同程度に活性化し、利用されやすい状態にあるわけではない。(p91) 社会心理学 (New Liberal Arts Selection) 池田 謙一 唐沢 穣 工 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<blockquote><p>自分についての知識の量は膨大であるが、それらすべてがつねに同程度に活性化し、利用されやすい状態にあるわけではない。(p91)</p>
				<table  border="0" cellpadding="5">
				<tr>
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				<tr>
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				</tr>
				</table>
				</blockquote>
				<p>ここから「作業自己概念」という言葉が生まれます。そのときに携わっている作業によって、思い出しやすい記憶や考えつきやすい発想やとりがちな言動というものが変わってきます。</p>
				<p>きわめて漫画的な事例を挙げると、あさりちゃんのパパです。彼は家では女３人にいじめられているようなキャラですが、会社では部長なんですね。</p>
				<table  border="0" cellpadding="5">
				<tr>
				<td colspan="2"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091404014/cl004-22/" target="_top">あさりちゃん (第1巻) (てんとう虫コミックス)</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091404014/cl004-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21E46VYJHJL._SL160_.jpg" border="0" alt="あさりちゃん (第1巻) (てんとう虫コミックス)" /></a></td>
				<td valign="top"><font size="-1">室山 まゆみ </p>
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				</tr>
				</table>
				<p>余談ですが、もうすぐ100巻ですよね。</p>
				<p>この作業自己概念に目をつけてEvernoteの分類を論じたのが北さんでした。思い出しやすい「自己」が変わるなら、そのときに必要な資料も違ってくるだろうというわけです。北さんは深層心理学の、それもユングの「ペルソナ」の概念を持ち出されていましたが。</p>
				<table  border="0" cellpadding="5">
				<tr>
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				</tr>
				<tr>
				<td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774145181/cl004-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41i2-V1z55L._SL160_.jpg" border="0" alt="EVERNOTE 情報整理術 (デジタル仕事術)" /></a></td>
				<td valign="top"><font size="-1">北 真也 </p>
				<p>技術評論社  2011-02-09<br />売り上げランキング : 56691</p>
				<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774145181/cl004-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td>
				</tr>
				</table>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>傷ついた自己を「他のところ」で修復する</h3>
				<p><!-- br--><br />
				ペルソナといい、役割といい、作業自己といっても、「どれも本当の自分であり一貫したものとして感じられることに注意する必要がある」(『社会心理学』(既出))のは当然です。</p>
				<p>そこで思うのは、だからこそ横断的にいろいろな活動の幅を持っている人の方が、自尊感情が安定しやすいのではないだろうかということなのです。</p>
				<p>たとえば会社で恥をかいたというような経験をした場合、その場における自尊感情を修復させるためには、その場において名誉挽回するような行動をとる必要があるでしょうか？　単純に考えるとそうなりそうですが、私達の心理はそういう働き方をしません。</p>
				<blockquote><p>実は、私たちが維持しようとしている自己評価は、個別の領域ごとの評価というよりも、全体的な評価である。(p98)</p></blockquote>
				<p>具体的に言い換えるなら、会社出ていたいミスをしてどーんと落ち込んでも、家庭に戻ってその自尊感情を修復する余地は多くあるということです。家庭がないということでしたら、東京・名古屋・関西ライフハック研究会などに行ってLTをして喝采を浴びるのもいいでしょう。</p>
				<p>この種の「行き場」を多く持って、そこここで良好な関係を保つのが、自尊感情にとってきっと大事なことなのです。</p>
				<p>会社上司に「生きる価値もない人間」のようにいわれたとしても、そんなこととは無関係に家に帰れば自分を誰よりも必要としているような子供がいたりするわけです。「そうだよねそうだよね」と自分に言い聞かせるのは最初はいかにも無理がありますが、記憶が分裂していない限り、「どれも本当の自分であり一貫したものとして感じられる」ようになるものです。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>053 好きになれない人のための仕事は先送りしたくなる心理</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3657?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=053</link>
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		<pubDate>Thu, 16 Jun 2011 02:50:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[先送りしない]]></category>
		<category><![CDATA[重要他者]]></category>

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		<description><![CDATA[拙著でもこのブログでもたびたび取り上げる「先送り問題」ですが、この問題に非常に深く関わっているにもかかわらず、私はあまり触れずに来たことがあります。 「重要他者」(significant other)の問題です。 この問 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>拙著でもこのブログでもたびたび取り上げる「先送り問題」ですが、この問題に非常に深く関わっているにもかかわらず、私はあまり触れずに来たことがあります。</p>
				<p>「重要他者」(significant other)の問題です。</p>
				<p>この問題になぜ触れずにきたかというと、とても扱いにくく、影響の程度も個人差が大きすぎるからです。問題の所在が明らかでも、解決策となるとなかなかスマートにいきません。他人が(それもいろいろな他人が。時に実在しない他人が)関わってくるのです。</p>
				<p>この用語の幅広さも問題です。社会心理学の用語なのですが、「親しい友人」を素直に指す場合から、「抑圧的に思われる親友」なども含むのです。たしかに非常に心理的です。しかしあまりに心理的すぎて、カウンセリングの対象と思われるわけです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>コントロールしてくる「重要他者」という問題</h3>
				<p><!-- br--><br />
				<img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/06/iStock_000003521972XSmall.jpg" alt="iStock_000003521972XSmall.jpg" border="0" width="347" height="346" /></p>
				<p>ひとりコントロールだけの問題ではありませんが、ここではコントロールを一例にとります。</p>
				<p>非常に親しい友達のことを好きだが、しかしその友人は自分をどうもコントロールしていると思われるとき。その友人のために援助するということは、何かにつけて先送りしたくなる。そういう心理が幅広く見られるのです。</p>
				<p>重要とは常にいい意味ばかりではないわけです。しかし悪い意味だというわけでもない。良くも悪くも自分にとって重要。そういうことはよくあるでしょう。むしろ一般的かもしれません。</p>
				<p>そんな「重要な他者」が自分をコントロールしようとしていると感じると、その人のことを思い浮かべたとたん、その人が期待しているであろうことをむしろしたくなくなる、という研究結果があります。</p>
				<p><a href="http://psychcentral.com/news/2007/02/14/why-we-want-to-do-the-opposite-of-our-spouses-wishes/626.html">Why We Want to do the Opposite of Our Spouses’ Wishes | Psych Central News</a></p>
				<p>これが上司や親だった場合いかにもありそうなことです。そしてもっと見えにくいパターンもいくらもあるはずです。私はこういう点について、書籍などでまったく取り上げていないわけではありません。が、深く突っ込むと実にデリケートな心理なので、ビジネス書向きでないのはたしかなのです。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>050 「やり始めればやる気がわいてくる」と言われる心理学的な理由</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/06/post-3637?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=50</link>
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		<pubDate>Sun, 12 Jun 2011 09:34:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[内発的動機づけ]]></category>
		<category><![CDATA[想像力の不足を補う]]></category>

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		<description><![CDATA[以前からもう一つ納得できなかったことがあります。「やり始めれば、やる気になれる」という「作業興奮」についてのことです。これが有名になったのはたぶん、池谷祐二さんと糸井重里さんの『海馬』がよく読まれてからのことでしょう。  [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>以前からもう一つ納得できなかったことがあります。「やり始めれば、やる気になれる」という「作業興奮」についてのことです。これが有名になったのはたぶん、池谷祐二さんと糸井重里さんの『海馬』がよく読まれてからのことでしょう。</p>
				<p>このブログでも何度か「今ひとつ納得できない感じ」についてお話はしてきました。やり始めても実際にはやる気になれない場合もあることや、「やり始めれば脳が興奮する」と言っても、何をやり始めれば脳がどう興奮するのかという細かな点を知りたくなります。読み始めると眠くなる本、というものもありますし。</p>
				<p>ところに最近次の記事にぶつかって、少し了解が得られそうな気がしてきました。ライフハッカー[日本版]からの引用です。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>クリーブ氏の短期記憶は数秒しかもたず、「実際にやっていなければ、ほとんどなにも記憶できない」とサックスは綴っています。しかし、クリーブ氏の音楽的な個性や演奏の持ち味は、ほとんど元のまま残っており、必要なのは「起動」させることだけだったとか。クリーブ氏は、音楽を演奏したり、合唱すると、以前の技を見事に実行。指や意識が動いている限り、美しい演奏ができたそうです。</p>
				<p>クリーブ氏の妻は「音楽の勢いが、クリーブをひとつひとつ動かした。リズムやキー、メロディによって、どのフレーズにも前後関係があるので、彼は自分がどこにいるのかを正しく知っていた。音楽が止むとクリーブは元に戻ってしまう。しかし、演奏している間は、正常に見えた。」と書いています。</p>
				<p>クリエイティブなプロジェクトにおいて、私たちはクリーブ氏と何ら変わりありません。勢いがなければ、筋道を失くしてしまうのです。<br />
				<!-- br--><br />
				<a href="http://www.lifehacker.jp/2011/06/110516why_idea_need_speed.html">アイデアの実現に勢いが不可欠な理由と、これを実践する4つの方法 : ライフハッカー［日本版］</a>
				</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>アイデアについての記事ということになっていますが、アイデアに限定することはないでしょう。これは作業一般について言えそうな内容です。「勢いがなければ、筋道を失くしてしまう」という説明は大まかすぎます。ここを詰めていけば色々面白いことが分かりそうです。</p>
				<p>大事なのはまず「クリーブ氏の短期記憶は数秒しかもたず」というくだり。数秒。深刻な状況ですが、その何が問題かを考えてみると私達が「やる気になれない」理由も見えてきそうです。</p>
				<p>たとえば散らかった部屋を片付けるという作業があります。片付けるためのモチベーションを高めるには何が必要でしょうか。部屋が片づいたイメージ。部屋を片付ける意味。部屋を片付けるのに必要な時間。片付けたあとのこと。片付ける手順。けっこういろいろあります。そのすべてを意識しておくのは私なら困難です。</p>
				<p>これを短期記憶の限界ととらえてもいいでしょうし、意識内容への注意力の限界と見てもいいでしょう。想像力の限界とも言えますし、集中力の制御の失敗とも言えます。３４５×９８７６を暗算でやってみようとすれば、私が言っていることは分かっていただけます。</p>
				<p>３４５×９８７６の問題は、紙に書くことで解決できます。やる気が出ないときに紙に書くという一見意味不明なライフハックに効果があるのは、これが理由の１つです。そしてもう一つのライフハックが「手を動かすこと」です。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>リズムやキー、メロディによって、どのフレーズにも前後関係があるので、彼は自分がどこにいるのかを正しく知っていた。音楽が止むとクリーブは元に戻ってしまう。</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>言語化はもちろん意識化すらできない意識内容というものがあります。本を手に取り、脇へどけ、本棚に秋を作り、似たカテゴリの本をまとめ、似た形状の本をまとめ、もう読まなさそうな本を段ボールに詰める。そういう作業中間断なく脳のいろいろな箇所がいろいろな活動を始めるわけです。</p>
				<p>椅子に座って手を止めて空想している際には決して活性化することをイメージできなかったたくさんの細部が一斉に動き出して、まったく想像もしていなかったようなモチベーションが高まり、想像しなかった光景が現れるわけです。</p>
				<p>これが動き出せばやる気が出るからくりの正体だと思います。<br />
				<!-- br--></p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>045 所有効果がやる気を生み出す</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/05/post-3604?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=045-2</link>
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		<pubDate>Sun, 29 May 2011 22:56:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[保有効果]]></category>
		<category><![CDATA[繰り返す]]></category>

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		<description><![CDATA[ていうかね、だいたい言いたいだけな日刊日記。これって自分の中では「毎日」が大事なんだよ、って思ってたけど、今回の話ですんごく色々繋がった。 習慣を作る最大の秘訣は失敗する事 三日坊主撃退セミナー@名古屋 &#124; goryug [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<blockquote><p>ていうかね、だいたい言いたいだけな日刊日記。これって自分の中では「毎日」が大事なんだよ、って思ってたけど、今回の話ですんごく色々繋がった。</p>
				<p><a href="http://goryugo.com/20110529/notmikkabouzu/">習慣を作る最大の秘訣は失敗する事 三日坊主撃退セミナー@名古屋 | goryugo</a>
				</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>5月27日(金)のセミナーの内容を「<a href="http://twitter.com/goryugo">ごりゅご@goryugo</a>」さんにまとめていただきました。ありがとうございます。</p>
				<p>さらにちょっと補足して「習慣を継続させるモチベーション」の話をします。</p>
				<p>人が何かを毎日のように続けられるようになるのは、「ある点」に向かわざるを得なくなったときだと、ずっと思ってきました。冒頭に引用したケースでは「毎日日刊日記を続ける」という習慣は、「最低１日１エントリをあげる」という「決めごと」を毎日感じているからです。</p>
				<p>「短すぎては意味ないのでは？」<br />
				「毎日あげるよりも一定のレベルを保つことが重要なのでは？」<br />
				「１日に２エントリはあげないと」<br />
				「毎日あげるとどうなるの？」</p>
				<p>といった「声」が自分の中からわくでしょうし、人から言われることもあるはずなのです。気にしないようにしていても多少は気になるものです。しかしそういう「声」のことは忘れます。でも「１日１エントリ」という「決めごと」は忘れません。</p>
				<p>人はいったん何かを「所有した」と感じたら、容易なことではそれを手放せなくなるのです。客観的には無価値であることが自明なようでも主観的にはそうではなくなるのです。「毎日１エントリあげられている」という感覚が「所有したもの」と感じられ出したら、夜の23時頃からそのことの価値が急に高く感じられるものです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>家でも運動はできるのですが、どうしても、他の誘惑(読書とか、仕事とか、映画鑑賞とか、新聞読みとか)が多くて、なかなか運動に集中出来ません。</p>
				<p>しかし、スポーツクラブに行ってしまえば、それ以外のことはできません。</p>
				<p><a href="http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/7/index.html">勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!: 7. これからしたいこと バックナンバー</a>
				</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>だからスポーツクラブに行ってしまえばいい、という方法です。これも同じ理屈なのです。<a href="http://twitter.com/intent/user?screen_name=kazuyo_k">勝間さん</a>は「それ以外のことはできません」とおっしゃっていますが、ムリをすればそんなことはありません。スポーツクラブで寝っ転がって読書してもいいわけです。</p>
				<p>価値というものが「損失」という感覚と強く結びついていることがよく分かります。家では「どうしても、他の誘惑」つまり「運動して、読書していない(仕事してない、映画を見ていない)」ことが「損失」と感じられるのです。しかしスポーツクラブでは逆に感じられる。読書をしていて「トレーニングしない」ことが損失と感じられる。場所を変えると同じことでも得と損が反転するわけです。</p>
				<p>所有しているはずが、毎日何らかの「変動」のせいで一時的に失われることになる。その仕組みをデザインすれば習慣行動をモチベートすることが可能になります。</p>
				<p>たとえば私であれば、「所持金」と「家計簿上の数値」は１円単位で一致していることが「所有している」感覚になっています。これはしかし「お金を使う」たびに失われます。だから「一致させる」ために記録します。「そのつど付けるのは面倒くさい」という人はこの所有感覚がないので面倒に感じますが、私は損失回避のためのモチベーションがわくので、面倒だとは思わなくなっているのです。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>045 「思い出せない」問題</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/05/post-67?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=045</link>
		<comments>http://www.mindhacks.jp/2011/05/post-67#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 24 May 2011 21:55:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>syogo</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[のど元まで出かかる現象]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://mindhacks.sakura.ne.jp/?p=67</guid>
		<description><![CDATA[これはただ性格的なことかも知れませんが、私はあまり「教育問題」について言いたいことはありません。けれども時々、「んー？」と感じることくらいはあります。(誰にでもあるかも知れません)。 その一つが、漢字の書き取りテストです [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>これはただ性格的なことかも知れませんが、私はあまり「教育問題」について言いたいことはありません。けれども時々、「んー？」と感じることくらいはあります。(誰にでもあるかも知れません)。</p>
				<p>その一つが、漢字の書き取りテストです。学校の運営上当然なのでしょうが、時間制限があります。そして今ではないのかも知れませんが、一定の得点以下の生徒に対する罰もありました。書けなかった漢字を百回書くとか、間違った漢字一字について校庭を１周するといった程度のものでしたが。ちなみにそれで７周した「記憶」がありますがけっこう大変でした。もっともこの種の記憶は「作り出された」ものかもしれないのですが…。</p>
				<p>気になるというのは、このようなプレッシャーを与えることで、記憶を再生しやすくしようというねらいがあるのか、それとも他の狙いがあるのか、よく分からないところです。べつにサディスティックな意図はなかったと思います。私はそれほど先生に悪意は感じませんでした。</p>
				<p>実際、とくに「のど元まで出かかる現象」においては、「思い出そうとし続ける」ことがかなり効果的です。なのに時間を短く制限するテストが続けば、人は「思い出そうという努力はムダ。それよりきちんと覚えておかないと」という風に判断してしまうでしょう。</p>
				<p>それから一問間違う度に、罰則があるというプレッシャーもかけられています。これも先に述べたとおりで、プレッシャーと言うほどの内容ではありませんがテスト中はなぜか気になるものです。(たいした罰でないと気付くのは罰を受けているときです)。この「大いに気になる」が余計なのです。記憶再生にとにもかくにも大切なのは、「集中して時間をかけて再生しようとがんばる」事にあるわけです。</p>
				<p>ところが小テストの時間帯に生じる心理現象は、この反対で、「注意分散しやすく、思い出すのに使える時間はほんの少し」です。この条件下で思い出せないような勉強の仕方では、「覚えた内に入らない」という妙に厳格なものです。</p>
				<p>そういう癖をあまりつけると、「覚えた内に入らない」と「完璧に覚えた」の中間を生かす能力が、むしろ失われそうです。実際の所すぐに思い出せずとも一分多く考えれば、かなりのことが思い出せるのです。</p>
				<p>そういうことは脳科学に関する知見がないと分からないのだという人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。ワイドショーで見た芸能人が誰と離婚したのかといったことを、なかなか思い出せなかったけど、一日中考え続けていたら急に思い出せたという経験をお持ちの人は多いでしょう。時間をかけると思い出せる可能性は高くなるものです。この種の記憶再生には誰も罰則を設けないでしょう。プレッシャーはたいてい不要です。</p>
				<p>何かを思い出す能力を付けるには、リラックスして時間をかけて思い出すべくつとめることです。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>043 等身大の自分を出し続ける</title>
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		<pubDate>Wed, 18 May 2011 08:17:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[完璧主義]]></category>
		<category><![CDATA[繰り返す]]></category>

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		<description><![CDATA[過度に自己愛的でない限り、私達は等身大の自分のアウトプットに、なかなか満足が行かないようにできているようです。セミナーなどで撮影された自分の動画を２時間も観る不幸に恵まれると、文字通り痛いほどよく分かります。 しかし「ア [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/05/iStock_000003063337XSmall.jpg" alt="iStock_000003063337XSmall.jpg" border="0" width="299" height="401" /></p>
				<p>過度に自己愛的でない限り、私達は等身大の自分のアウトプットに、なかなか満足が行かないようにできているようです。セミナーなどで撮影された自分の動画を２時間も観る不幸に恵まれると、文字通り痛いほどよく分かります。</p>
				<p>しかし「アウトプットで食べている人」がよく言っているように、「十分満足いく作品を作ってから世に問う」とか「十分に満足いくほど自分を磨いてから出す」という考え方は報われないと思います。それではいつまでたっても何も出せないことになります。</p>
				<blockquote><p>結局ね、自分では50〜60点のできくらいで完成させて、送っちゃえばいいんですよ。なんでかって言うと、自分で「100点に近づけた」と思えたマンガでも、所詮最初に描いたマンガなんて、人から見ればショボイものなんです。(151)</p>
				<p><!-- br--></p>
				<table  border="0" cellpadding="5">
				<tr>
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				</tr>
				<tr>
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				</tr>
				</table>
				</blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>もちろんだからと言って「100点を目指す必要はない」ということにはならないでしょう。そこが難しいところですが、ほとんどすべての人の自らに課す基準は、実現できるレベルより数段上です。</p>
				<p>千差万別な個性の中で、時々ほぼすべての人に共通する心理があるのは興味深いものですが、「影のナルシズム」も大半の人に共通している面白い心理現象です。(関係ありませんが、かなり寛容で忍耐強い人すら交通渋滞を嫌悪するのも、人間の面白い共通心理です)。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>100点に届かなくても「60点」が変化する</h3>
				<p><!-- br--><br />
				同名のタイトルにもあるとおり「幸せはいつもちょっと先にある」ものです。ナルシズムを完全に満たし得ないという意味でそれは少し悲しいことかもしれません。またこのケースにおいてナルシズムと完璧主義がほぼ同じ意味になっている点も要注目です。</p>
				<p>しかし、救いはあります。100点を目指し続けるのではなく、60点を出し続けるところに救いがあるのです。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>だから、50〜60点の出来でも、ずっと描いていけば、最初に描いた60点と、どんどん描いた後の60点では、絶対クオリティが違うはずなんです。</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>これを素直にとらえてみることが非常に大事です。こういうのを読むとどうしても「引っかかり」を感じてしまって、余計なことを付け加えがちです。その分身重になってしまいには身動きがとれなくなるのです。</p>
				<p>マンガだろうと小説だろうとビジネス書だろうと哲学的断片だろうと芸術作品だろうと、人は自分にとって興味ある部分しか受信しないものです。</p>
				<p>「発信者が自分のダメさ加減を十二分に自覚しているかどうか」とか、「反省すべき点をしっかり反省しているかどうか」などといったことは、実はどうでもいいことです。面白くないものを受け取ったとき、発信者が海より深く反省していたからといって、その分うれしくなどなりません。</p>
				<p>シビアな話ではありません。単純な話なのです。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>042 Evernoteを使っていれば思わぬアイデアにぶつかることができるわけ</title>
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		<pubDate>Tue, 17 May 2011 07:24:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[アイデア発想]]></category>
		<category><![CDATA[アハ体験]]></category>

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		<description><![CDATA[最近ブログや連載の「ネタ」に詰まったときにふとEvernoteが目に入り、そこから思わぬアイデアが転がり出てきたという経験が頻発しました。 これはたんなる偶然なのか、少しは再現性のあるものなのか、ちょっと考えてみます。  [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/05/iStock_000011844029XSmall1.jpg" alt="iStock_000011844029XSmall.jpg" border="0" width="347" height="346" /></p>
				<p>最近ブログや連載の「ネタ」に詰まったときにふとEvernoteが目に入り、そこから思わぬアイデアが転がり出てきたという経験が頻発しました。</p>
				<p>これはたんなる偶然なのか、少しは再現性のあるものなのか、ちょっと考えてみます。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>そうそう、それそれ！</h3>
				<p><!-- br--><br />
				Evernoteに限りませんが、メモを記録しておくメリットの1つとして「忘却を防ぐ」ということがあります。中でもかなり高度な「備忘」の１つが、「いつか役立つかもしれない情報」の記録です。</p>
				<p>そういう情報を保存しておくのは簡単ですが、利用するのはそこまで簡単ではありません。「いつか役に立つかもしれない情報」が必要になったときがやってきても、それがどこに入っているかがわかりにくいからです。そもそもEvernoteに入れたということを首尾よく思い出せるかどうかが疑わしい。</p>
				<p>それでもEvernoteを検索して見つけるという経験をしている人は少なくないはずです。これはおそらくちょっとした「アハ体験」のクオリアをともなっているでしょう。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>アイデアを「思い出す」ということ</h3>
				<p><!-- br--><br />
				Evernoteにどれほど膨大な情報を詰め込んでいるにせよ、私達がふだん見聞きし、思考している情報量に比べればたかがしれています。何しろ私達は生きている間ずっと「感覚記憶」という形で何かを記憶し続けているのです。</p>
				<p>アイデアというものを自分の中に見つけるとすれば、膨大なとっくに忘れ去った「自分の記憶」と関係しているにちがいありません。問題はそれらを検索する方法自体が失われている点です。</p>
				<p>Evernoteの脈絡のないノートを走査するメリットは、その検索する方法のない記憶を探るトリガーになりうるところです。Evernoteのどのノートにも見つけるべきアイデアはないかもしれませんが、ノートを書き残した感覚に関連した記憶に、何か必要なものがひそんでいる可能性はあります。</p>
				<p>Evernoteに「いつか役立つかもしれない」というタグを付けたときと同じような感覚を、ある思考内容に感じたかもしれません。その思考内容はどこにも記録されていなくても、「いつか役立つかもしれない」という意識とともに、脳のどこかに保存されているかもしれません。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>040 ひらめきが寝入りばなにやって来るという理由</title>
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		<pubDate>Sat, 14 May 2011 23:13:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nokiba</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[アイデア発想]]></category>
		<category><![CDATA[注意]]></category>

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		<description><![CDATA[たしか湯川秀樹にまつわるエピソードで、もしかすると都市伝説ではないかと勘ぐってしまいますが、「アイデアは寝入りばなにやってくることが多い」と言ったとか言わないという話を聞いて、物理学者が布団を引き出したとか。ノーベル賞級 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>たしか湯川秀樹にまつわるエピソードで、もしかすると都市伝説ではないかと勘ぐってしまいますが、「アイデアは寝入りばなにやってくることが多い」と言ったとか言わないという話を聞いて、物理学者が布団を引き出したとか。ノーベル賞級の物理学者の言葉は影響力が大きいですね。</p>
				<p>このエピソードは「アイデアはメモでキャプチャしにくい話」や「深層心理とアイデアの関係」を論じる際によく引き出されます。</p>
				<p>深層心理はとても興味深くて居酒屋で話したいところですが、今回はそっちはさておき「アイデアが寝入りばなにやってくる理由」を少しとりあげたいです。<br />
				<!-- br--><br />
				<img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/05/iStock_000000650068XSmall.jpg" alt="iStock_000000650068XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /><br />
				<!-- br--><br />
				写真が少し小さいのですが、どうも机の上にはノートパソコンがあります。しかし、アイデアがひらめいてもさっと手を伸ばしにくそうですね。</p>
				<p>都合の悪いことにこういう姿勢の時「よい考え」とまでは行かなくても「多少ともマシな考え」がひらめきやすいということです。こんなマーフィーの法則じみたことになるのは、脳が意地悪だからではありません。</p>
				<p>注意が解放されるからです。</p>
				<p>この「注意が解放される」ということを私達は軽く考えています。だから「心配事をすべて書き出そう」とか、「不安から解放されるべく家計簿を付けよう」といった呼びかけなど「なんだつまらん」とスルーされてしまうわけです。</p>
				<p>ふだん脳がどれほど多くのことを「気にかけて」いるかを知るには、気を張っているときにベッドに仰向けになるだけで十分です。ものすごい開放感がひろがり、幸せな気持ちでいっぱいになるでしょう。その逆に向かって毎時間奮闘しているのが私達の脳です。</p>
				<p>もしこの「ものすごい開放感」を実感させる精神力を、あるテーマ１つに向けてみると、「そこそこよい考え」に行き着いたとしても不思議はありません。身体の節々の疲弊をケアしつつ、明日の心配事をキープしつつ、将来の不安を感情的なモチベーションに切り替えるべくがんばっている脳に「アイデアだし」までやらせているときよりは、はるかにマシなアイデアが生まれそうです。</p>
				<p>そういうときはいつも決まって「解放万歳！」の状態になるので、メモなど取り出したくないわけです。「解放万歳の状態をキープしつつ、メモを楽にとれるうまいやり方はないか？」と考えるのがライフハッカーとよばれる人たちです。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>037 iPhoneを買ったらフリック入力は覚えよう</title>
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		<pubDate>Wed, 04 May 2011 22:00:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>syogo</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[スキルアップ]]></category>
		<category><![CDATA[同化と調節]]></category>

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		<description><![CDATA[iPhoneの操作で一番おっくうだったのが文字入力！ 他の操作がワンタッチで済む分どうもこの作業がめんどうでしょうがなかったんですよ。 道に迷ったときも、電話番号を調べるときにもググるたんびに面倒な文字入力にうんざりして [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<blockquote><p>iPhoneの操作で一番おっくうだったのが文字入力！<br />
				他の操作がワンタッチで済む分どうもこの作業がめんどうでしょうがなかったんですよ。</p>
				<p>道に迷ったときも、電話番号を調べるときにもググるたんびに面倒な文字入力にうんざりしてました。</p>
				<p>しかし、これではいかんと思い立ち、素早い入力が可能といわれるフリック入力を練習してみたら、これが意外に簡単にできてしまった！</p>
				<p>おかげで、iPhoneの作業スピードが格段にあがり、今またiPhoneを触るのが楽しくて仕方なくなりました！</p>
				<p>そうなのです！iPhoneのキモは文字入力であり、このフリック入力だったのです！</p>
				<p><a href="http://wayohoo.com/ios/tips/frick-training.html">するぷ流iPhoneフリック入力を3日で習得する方法。 | 和洋風◎</a></p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>きわめて今さら感もある話ですが、意外と「やったこともない」という方も多いので、上記のブログを紹介しておきます。</p>
				<p>このブログエントリで述べられているとおり、iPhoneはフリック入力できないとなかなか不便で、フリック入力さえ覚えれば一気に便利になります。そしてフリック入力は「３日もあれば」何とかなりますからぜひこの連休が終わるまでには何とかしてしまいましょう。</p>
				<p>フリック入力の話はここまで。ここからはライフハック心理学で話したい話に移ります。</p>
				<p>いまどき、いわゆる「ライフハッカーな」人たちは特にそうだと思いますが、「慣れるべきツール」が実に多くなっています。問題ははたしてある程度の時間をかけてでも「慣れる価値がある」ものかどうかを見極めることです。</p>
				<p>できれば特別な努力なく「使いこなせる」ようになれた方がいいわけです。前述のフリック入力などは例外的なもので、これは少しエネルギーを注いで慣れてしまうに価するものです。自動車ほどではないかもしれませんが。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<h3>同化と調節</h3>
				<p><!-- br--><br />
				<img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/05/iStock_000001353384XSmall.jpg" alt="iStock_000001353384XSmall.jpg" border="0" width="500" /><br />
				<!-- br--><br />
				この問題には心理学を勉強すると「同化と調節」という表現で出会います。</p>
				<p>ジーン・ピアジェという、我が子をとことん観察し、ほぼ連日日誌に付けることで、いわばケース・スタディのお手本のような「児童観察日誌」を公表した発達心理学者が考案した概念です。（ちなみにU・ナイサーなどの認知心理学者は、「同化と調節」の概念をあまり気に入っていないようです）。</p>
				<p>同化というのは、少しライフハック的に言うなら「カスタマイズ」です。自分に合わせて、環境を変える。車にカーナビを付けるのは、同化の応用です。センサーを付けるのも、同化。テニスラケットを買い換えるのも、デザインだけが気に入ったというのでなければ、同化です。</p>
				<p>対照的に、調節は「練習」です。自分のほうを変えること。テニスラケットを買い換えて、実力を上げようとするのに対して、素振り百回するのは、調節です。</p>
				<p>ライフハック的に高く評価されるツールというのは、基本的に「同化しやすく」できているものです。「直感的に操作できる」とはそういうことです。</p>
				<p>一方、冒頭にあげた「フリック入力」などはまぎれもなく調節です。調節するのは、いったんやれてしまえば大きな操作性の向上が期待できますが、コストがバカにならないので躊躇されるものです。覚えても役に立たなくなる技術というのも少なくありません。</p>
				<p>というわけで、結局は「バランスの問題」ということになるわけですが、私はごく簡単な基準をもっています。</p>
				<p>原則調節は控える。しかし、１人でも「調節をした」女性を実際に見たら、自分も調節に乗り出す</p>
				<p>というものです。こうしたことに性差が本当にあるかどうかは不明ですが、私の見るところ女性の方が調節の必要性についてシビアです。</p>
				<p>第二種免許とかラテン語とか、単に人に自慢したいだけとしか思えないような「技芸習得」でも平気で乗り出せる男性と違って、（これらはそれらが不要という意味ではありません）女性は苦労するときには実用性を厳しく問うように見えるのです。</p>
				<p>iPhoneのフリック入力ならすでに「マスターしている女性」を少なくとも５人は見たことがあります。見た、という意味でいうと、iPadのタッチタイプはまだ見たことがないのですが、さて。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>036 積み上げると、下をとれなくなる（逆向干渉）</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/05/post-82?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=036</link>
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		<pubDate>Tue, 03 May 2011 22:00:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>syogo</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[干渉]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://mindhacks.sakura.ne.jp/?p=82</guid>
		<description><![CDATA[１１９２　イイクニつくろう鎌倉幕府（鎌倉幕府開幕） １８６７　イヤムナしいよ大政奉還（徳川幕府の滅亡） と、２つの項目を覚えると、最初の方を思い出しにくくなります。これを「逆向抑制」（逆向干渉）と言います。 実際のところ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/05/iStock_000013187644XSmall.jpg" alt="iStock_000013187644XSmall.jpg" border="0" width="425" height="282" /></p>
				<p>１１９２　イイクニつくろう鎌倉幕府（鎌倉幕府開幕）<br />
				１８６７　イヤムナしいよ大政奉還（徳川幕府の滅亡）</p>
				<p>と、２つの項目を覚えると、最初の方を思い出しにくくなります。これを「逆向抑制」（逆向干渉）と言います。</p>
				<p>実際のところ「項目X」を覚えた後「項目Y」を覚えると、「Y」が干渉するから「X」を思い出しにくくなるのか、それともただ単に時間が経って「X」を「忘却」してしまうのか、両者を区別することはそう厳密にはできません。</p>
				<p>簡単じゃないかと言う方は、次のような「対称実験」を思い浮かべているはずです。</p>
				<p>１．１１９２を覚えさせる　→　次に、１８６７を覚えさせる（干渉あり）<br />
				２．１１９２を覚えさせる　→　しばらくなにもさせない（干渉なし）</p>
				<p>「テスト」をやってみて、１の方が成績が悪ければあとから覚えたのが良くない（干渉）。しかし、１と２とで成績があまり違わなければ「時間の経過」が問題。</p>
				<p>ということになりますが。</p>
				<p>現実には「なにもしないで」時間を過ごしても、人間の頭は何かを考えています。何かを聴いています。何かを見ています。つまり「干渉」はどうしたって起こります。干渉のまったくなさそうな空間、つまり「ブラック・ルーム」に放り込むと、人は「空想」を始めます。あるいは眠って「夢」を見ます。ようするに、上の２を「干渉なし」と定義はしましたが、それは実験者の願望であって実際には「干渉はある」のです。</p>
				<p>というわけで「干渉」対「時間の経過」という対比をあきらめ、</p>
				<p>「どんな干渉が思い出す妨げとなりやすいか？」</p>
				<p>と問うべきです。これには、調査結果があります。</p>
				<blockquote><p>第一学習（先の学習）と第二学習（後続の学習）が時間的に接近していたり、学習内容が類似していたり、第二学習の学習量が第一学習よりも多い場合に、逆向抑制の程度は大きくなる。<br />
				[株式会社有斐閣　心理学辞典]</p></blockquote>
				<p>あまり間を空けずに似たような情報を大量にインプットすると、何が何だか分からなくなるという経験をお持ちの人は多いでしょう。引っ越し前の短時間に多くの物件を見て回ったりすると、どの家がどのようであったかがこんがらがってきたりしませんか。</p>
				<p>ありきたりな話なのですが、こういうケースにこそEvernoteのようなデジタルノートが活躍します。情報が類似だろうと上にいくら積み重なろうと混ざったり取り出しにくくなったりしないからです。新しい順にも古い順に並び替えるのも一瞬で正確にできます。生身の脳にはちょっとムリな芸当です。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>033 人の心理を「読む」ということ</title>
		<link>http://www.mindhacks.jp/2011/04/post-41?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=033</link>
		<comments>http://www.mindhacks.jp/2011/04/post-41#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 25 Apr 2011 22:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>syogo</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[不安]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://mindhacks.sakura.ne.jp/?p=41</guid>
		<description><![CDATA[『暴力から逃れるための15章』に登場する、ケリー(もちろん仮名)というレイプの被害にあった女性のことを、このブログの中でお話ししました。彼女は被害者にはなりましたが、登場するレイプ犯に殺されてしまった他の被害者とは違って [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/04/iStock_000005192412XSmall.jpg" border="0" alt="iStock_000005192412XSmall.jpg" width="409" height="293" /><br />
				<!-- br--></p>
				<p>『暴力から逃れるための15章』に登場する、ケリー(もちろん仮名)というレイプの被害にあった女性のことを、<a href="http://www.mindhacks.jp/2011/04/post-29">このブログの中でお話し</a>しました。彼女は被害者にはなりましたが、登場するレイプ犯に殺されてしまった他の被害者とは違って、殺されずにすみました。</p>
				<p>なぜ殺されなかったのかが非常に大事です。ケリーは、ただ単に運がよかったから殺されなかったわけではないのです。</p>
				<p>男は「こと」がすんでから、こう言いました。</p>
				<p><!-- br--></p>
				<blockquote><p>「もう行かなきゃな。おい、そんなに怖そうにするなよ。もうなにもしないから」</p></blockquote>
				<p><!-- br--></p>
				<p>この言葉を聞いて、ケリーは慄然としました。「殺される！と直感した」のです。これが、「恐怖の贈り物」という本書の原題に通じるテーマなのです。ケリーは不思議なことに、３時間に及ぶレイプの間中感じなかったこと、すなわち「本当の恐怖」をこの時初めて感じたのです。</p>
				<p>なぜケリーは上の言葉を聞いて、そんなに恐ろしくなったのでしょう？彼女の直感は正しかったのです。確かに男はこのとき、ケリーを殺すことに決めていました。</p>
				<p>犯罪者や犯罪的傾向にある人、および虚言癖のある人というのはやたらと「約束」を振り回すという性向があります。したがって「担保のない約束」を連発する人に対しては、とりあえず警戒する必要があります。少なくとも知っておいて損のないことです。</p>
				<p>普通の人でも嘘を言っているときほど、「約束する」「本当だよ」などの言葉を数多くしゃべってしまうものです。（ちなみに私自身はある種の警戒信号を感じたときには、この種の言葉を何回聞いたか数えるようにしています）。</p>
				<p>未来についてのこと、ことに、未来に関する重要なことをしゃべる際には、いささか心許なくなって「たぶん」をつけてみたり「分からないけど・・・」などとついいってしまうのが、普通の人の普通の態度なのです。「･･･かもしれないけど」「･･･と私は思う」なども同類語ですね。</p>
				<p>レイプ犯はこの後も、「ここでじっとしていろ。水を飲んでおさらばだ。<strong>約束してやる</strong>」などと言います。<strong>この「約束」を違えても、男が支払わなければならないような犠牲は、何もありません</strong>。これはいわゆる、言葉だけの約束なのです。そして男は、立ち上がり、窓を閉め、ステレオの音量を上げてから、キッチンへと向かいます。</p>
				<p>殺害計画前にこれらの行動に出たわけは、</p>
				<p><strong>１．窓を閉めて、悲鳴が外に漏れないようにした<br />
				２．ステレオの音量を上げて、悲鳴が聞こえなくなるようにした<br />
				３．銃を使うと銃声がするので、包丁で殺すために、キッチンへ向かった</strong></p>
				<p>これらのシグナルを全部見落とすとしたとしても、まず普通と言っていいでしょう。しかしケリーは見落としませんでした。彼女は、犯人の真後ろから音も立てずにぴったりと付いていって、玄関から一目散に逃げ出しました。それで助かったのです。男は油断していました。</p>
				<p>レイプの前からずっと、ケリーは男の言いなりだったので、「動かずおとなしくしていろ」という命令を、無視するとは思わなかったのです。</p>
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		<title>032 毎日体重を記録するとダイエットが快感になるワケ</title>
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		<pubDate>Sun, 24 Apr 2011 22:00:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>syogo</dc:creator>
				<category><![CDATA[.整理済]]></category>
		<category><![CDATA[内発的動機づけ]]></category>
		<category><![CDATA[繰り返す]]></category>

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		<description><![CDATA[以下は『アエラ臨時増刊号』(４/５号)の、脳研究に関する記事の引用からです。今となってはかなり古い号です。 ――ティーンエージャーの観察から、研究課題を思いつかれたとか。 　現代の若者はなぜあんなに、映像や音楽にはまるの [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>以下は『アエラ臨時増刊号』(４/５号)の、脳研究に関する記事の引用からです。今となってはかなり古い号です。</p>
				<p><!-- br--><br />
				<!-- br--></p>
				<blockquote><p>――ティーンエージャーの観察から、研究課題を思いつかれたとか。</p>
				<p>　現代の若者はなぜあんなに、映像や音楽にはまるのか。メシを抜いて１日１０時間以上、テレビゲームをやっている子がいる。</p>
				<p>ゲームを取り上げたら、今までおとなしかった子が家の中で暴れ出したとか、親と口をきかなくなったという話も聞く。聞いたり、見たり、つまり感覚や知覚することに「快」を感じているのでしょうが、この快はどこからくるのか。これは大きな謎です。</p>
				<p>古典的な心理学では外からの報酬と結びつけて説明されてきました。簡単にいえば、えさ。(中略）</p>
				<p>でも、１日に２０時間音楽を聴いている子は、ごほうびを期待しているわけでなく、逆にしかられるでしょう。</p>
				<p>――従来の考えでは説明できない。</p>
				<p>　ではどう考えるかというと、行為そのものが快ではないか。どうみても。現代人の生活は知覚すること自体の快という方向にどんどん肥大化しているとしか思えない。<br />
				（SIENCE AERA　アエラ臨時増刊号　No.19　４/５号）</p></blockquote>
				<p><!-- br--><br />
				<!-- br--></p>
				<p><img src="http://www.mindhacks.jp/wp-content/uploads/2011/04/iStock_000005735314XSmall.jpg" alt="iStock_000005735314XSmall.jpg" border="0" width="347" height="346" /></p>
				<p>１日に１０時間もテレビゲームをし続けるという行為が、はた目に異常に見え、好ましくないと思われるのは、そうかもしれません。しかしそこに「快」があるということは、それほど大きな謎でもないように思えます。</p>
				<p>「テレビゲーム」というものは、挑戦を克服するような作りになっています。さらには、謎解きの要素もある。眠くて眠くてしょうがないのに、続きが気になって、推理小説に没頭し、夜明けを迎えるようなものです。そういう意味で、テレビゲームを１０時間もやり続けるということは、「知覚すること自体の快」ではないと思うのです。</p>
				<p>テレビゲームには、ストーリーがあります。自分が主人公になって、魔物と闘い、財宝を得て、それを売買し、新しい魔法の薬を見つけ、さらに危険地帯へと進み、お姫様を救出し、謎を解き、悪のドラゴンを倒す。そこには、かなりはっきりとした「上昇物語」があり、ゲームプレイヤーの個性に応じた(実人生に比べてどうしてもバラエティに乏しいのが欠点ですが)「成長物語」があります。</p>
				<p>もちろん、ふつうの人は十時間もやっていられません。勉強も仕事もあれば、他の楽しみもあるでしょう。しかし、どんな時代にでも、「一風変わった人」というのはいるものです。たとえば、これが明治時代なら、「テレビゲーム」はなかったでしょうが、かわりに「道楽」というものがありました。１日の大半を俳句に費やしたり、ラテン語に費やしたりして、過ごした人もいたでしょう。</p>
				<p>彼らは、「無駄飯食い」と非難されたかも知れませんし、「教養人」と賞賛されたかもしれませんが、いずれにせよかなりの程度、変わっていると思われていたことは、たしかでしょう。でも、ラテン語や俳句に、１日の大半の時間を費やす「快」はどこから来るのでしょう？　答えがなんであれ、それに対して、「知覚それ自体の快」などというのは、答えになっていない気がします。</p>
				<p>むしろ私には、ビジュアルやオーディオの「知覚」よりも、自分の育てている「ロボット」の成長を、人は喜びをもって迎えるという気がしてなりません。俳句なら俳句に「生き甲斐」を見いだしている道楽者というのは、ふだんは「偏屈おじさん」くらいで片付けられていますが、好んで偏屈を通しているわけではなく、「趣味」であるところの「俳句」について喋らせると、とどまるところを知らなかったりします。</p>
				<p>だれもが、自分の「ロボット」、特に非常に優秀になった、いつも使い込んでいる「ロボット」のこととなると、まるで初孫のように語りはじめます。ふだんそうしないのは、聞き手がいい顔をしないからです。車好きが、自動車のことについてしゃべり出すと、何日あっても足りないように見えますが、聞いている方は、興味がなければ、三分だって我慢がならないような顔をします。これでは、「偏屈」になるのも、やむを得ないでしょう。(ちなみにだからといって車好きの自動車話を擁護するつもりはありません。私はあれの被害者になったことが何度かありますが、好意的に言っても忍耐が必要な体験でした)。</p>
				<p>人間は、自分の中の「ロボット」の成長を自覚するのが大好きなのです。ただし一般的に「ロボット」の成長は、初めのうちこそ急でも、しばらくするとその成長率を格段に下げることです。テニスも、やり始めて半年くらいは、日を追うごとに上達しますが、十年もたつと、日々成長するというわけにはいかず、悪くすると、やればやるほど下手になるような時期すらあります。</p>
				<p>ただし個人差があります。「ロボット」の成長に、驚くほど熱心な人もいる一方で、あまり「ロボット」の成長に興味を抱かない人もいます。「体育会系的気質」の人は、「ロボット」の成長それ自体から大きな「快」が得られるようです。</p>
				<p>この「体育会系的気質」、「ロボット」の成長に異常な喜びを感じられる人には、ある種の危険な傾向が見られます。これらの人は、自分自身の「ロボット」が「客観的」に成長しているという実感が得たいので、「数字」が好きなのです。「筋肉トレーニング」と「体脂肪率」に驚くほど執着できるタイプです。</p>
				<p>こういった人たちは、現代社会で賞賛されやすいですし、何でも成功しやすいことは事実です。TOEICの得点でもいいのですし、ダイエットで減っていく体重でもいいのです。貯金額でもいいでしょう。貯金をふやすのにどんな「ロボット」が？と思われるかも知れませんが、やってみればすぐにわかります。「目的」を達成しようとすれば、人は自分の行動パターンについて、非常に自覚的になれるのです。</p>
				<p>自意識は、自分の生活の中から、特定の行動をパターン化し（ある種の買い物を避け、避けられない買い物は最安値をネットなどで探す）パターン化した行動についても、より効率的であるように意識を働かせます。その行動パターンは徐々に、自意識の領域から無意識の領域へと移され、余力のできた注意を、さらに「節約」へと向けます。この一連の認知行動を可能にするのが「ロボット」なのです。「節約ロボット」は厳然と存在します。</p>
				<p>これのなにが危険かというと、「ロボット」というのは、人が思う以上に「成長」できるので、「完璧主義」と「強迫神経症」が「ロボット」の成長に常につきまといがちなのです。数値が下がる喜びに巻き込まれるようにして、拒食症に陥る例は、アメリカでイヤというほど見てきました。「完璧に掃除をしたい」という欲求は、部屋のホコリを一瞬にして見抜く「ロボット」を完成させます。</p>
				<p>「危険」ということはありませんが、TOIEC９９０点、TOEFL６６０点、英検一級という人の話は、私にはそれほどうらやましくは聞こえず、長時間聞きたいものでもありません。私だけではなく、そう思う人が多いからこそ、「英語の達人」は苦労話の「聞き手」を探しているような気がします。</p>
				<p>つまり「テレビゲームを十時間も続けていても、叱られるだけで、現実のメリットなどありえないのだから、そこから快楽を得られるというのは謎だ」というのは、おかしいと思うのです。「ロボット」の成長それ自体が、大きな「快」なのです。それが、現実の利益になるかどうかは、ある種の人にとってはどうでもいいことなのです。</p>
				<p>英語のように、実益のための学問であっても、実際には「ロボット」の成長から得られる快楽の方が大きく、だからこそ「テスト」という「数値」を追求するようになるわけです。このことはもちろん、ある程度使い込んだ「ロボット」は「飽き」をもたらしやすく、その原因のひとつには成長が止まるからなのですが、その「飽き」を払いのけてなお「ロボット」を成長させるための、心理的な工夫が「テスト」だとも言えるでしょう。</p>
				<p>つまり「ロボット」の成長は、一定段階に達すると、主観的にはわかりにくい領域に達します。そこで「客観テスト」という方法を用いて、確かに成長しているのだという実感と、それによって得られる成長動機を確保し続けるわけです。</p>
				<p>とはいえ体重や体脂肪率といった「数字」を使って、「食欲を抑圧するロボット」を「成長」させるのは、ほどほどにしておくべきでしょう。それらが成長しきった先には「拒食症」しかありえないのですから。</p>
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