心理ハック
オデュッセウスの仕組み化

オデュッセウスの帰路の際、彼は歌を聞いて楽しみたいと思い、船員には蝋で耳栓をさせ、自身をマストに縛り付け決して解かないよう船員に命じた。
歌が聞こえると、オデュッセウスはセイレーンのもとへ行こうと暴れたが、船員はますます強く彼を縛った。
船が遠ざかり歌が聞こえなくなると、落ち着いたオデュッセウスは初めて船員に耳栓を外すよう命じた。
・・・現在でもある時期になるとセイレーンの歌声が聞こえ、船員がその声を聞いた船は沈没すると言われる。
脱線の誘惑に引きずり込まれないようにするには、記憶力と意志力を頼りにしてはいけない。
オデュッセウスの神話は有名だが、この話は私にとって教訓に満ちている。オデュッセウスほど意志力と賢明さを備えている人でも、誘惑には弱い。人魚の歌声を聞いて海にドボンと行ってしまう。
だからマストに我が身を縛り付ける。船員には耳栓をさせるという徹底ぶりなのだ。
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