心理ハック
タスクと休憩と時間の見積もり

また、プライベートでは仕事のときとは違い、Twitter・Webサイトといった「誘惑」、家族による「中断」、見積りたくない「休憩」などが存在するので、「なんとなくしたいこと」まで含めた材料過多のBetterLifeは簡単に破綻し、「本当にやりたいこと」をできなくなる可能性があります。
最近こちらのブログでいくつか拝見する「タスクシュート関連エントリ」はとても面白いです。私が感じていることがほとんどそのまま出てくるからです。タスクシュートは本当にイメージと実際の感触が異なるツールです。
「休憩」というのはなかなか奥深い問題です。少なくともこれのおかげで人はタスクの見積もり時間を間違います。30分かかるタスクを2つやるなら1時間では済みません。間に休憩を(たとえはっきりとらないにせよ)挟むからです。
時間の見積もりはこの「休憩」を筆頭に「タスク」というものを一日のうちに入れれば入れるほど狂いやすくなります。頭ではとうていやりきれないと私が信じているのはこれが理由です。
時間が足りなくなる理由

現代の多くの人にはおそらく1つのかなりはっきりした価値観があります。寝ている時間より起きている時間の方が価値が高いという確信です。可能であれば睡眠時間をゼロにしてしまうという人はたくさんいるでしょう。
私とはほぼ正反対の価値観ですが、価値観は人それぞれです。それはいいとして、可能であれば睡眠時間をゼロにしたいという考え方ですと、時間は必ず足りなくなるでしょう。脳は起きて活動する限りにおいて、睡眠時間を必要とするからです。
これの縮小版が、タスク処理と休憩の関係です。できれば休憩時間をゼロにしたいと考えるほど「行動による生産高」に価値をおく人は、当然のことながら「より多く活動しよう」とするはずです。しかしより多く活動すればするほど、より多くの休憩時間が必要になります。その結果時間が足りなくなるわけです。
この「時間が足りない」という感覚は、当然誰もが持つ感覚、ではありません。「暇つぶし」という言葉があるとおり、人によっては時間をもてあましているのです。子供も多くはそうです。子供、特に私の娘のような幼児は決して「行動による生産高を高めたい」と思っていないため、ことさら「休憩時間」など必要としないのです。見ようによっては全時間が遊び時間みたいなものです。
通常「時間不足」はテクニカルな問題とみなされています。すなわち「無駄を減らし」「より効率的に時間を使う」ことによって解消されないまでも改善されると考えられています。ある程度まではそうでしょう。しかしほぼ慢性的に時間不足だという人は、「行動による生産高」に価値を起き続けている限り、時間は永久に不足しがちなはずです。
この記事へのコメント : 3
- 4ohh7ux 11-02-23 (水) 4:45
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結論がよくわからないのですが、行動の生産性を高めるばかりではなく、行動そのものの取捨選択が必要であるということでしょうか?
- nokiba 11-02-23 (水) 9:11
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ごめんなさい。確かに結論をはっきりさせていない記事です。
行動の生産性をいくら高くしても、行動による生産性を最優先させる限り、時間不足感はなくならないだろう、というのが趣旨です。
つまり時間不足感を解消するには効率化や行動の生産高を高めるより、価値観の変更が必要になるというのが結論です。時間不足感を解消するためには、です。2011年2月23日13:45 Disqus :
- 4ohh7ux 11-02-26 (土) 4:15
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なるほど、ありがとうございます。
休憩時間を見積もるというところに頭がいってしまい、理解できていませんでした。
行動による生産性を優先しない価値観についてもうすこし具体的な記事を読んでみたいです。:)
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