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心理ハック

取りかかるべきタスクに取りかかれない心理と後悔

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面倒くさくてなかなか手がつけられない」ことの一つや二つは多くの人にありますが、この「面倒くさい」には、不安や恐怖が潜んでいることを、ことあるごとに述べてきました。

一般に人は「不作為」よりも「行為」に対して大きな責任を感じるものである。誤りを犯しそうなときは、むしろ「行動を起こさない」という誤りを犯すほうを選ぶ。

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このような性質は非難されがちですし、度が過ぎれば攻撃の的になってしまいますが、攻撃している人も実際には我知らず同じことをやるものであり、その攻撃は防衛規制だと言わざるを得ません。

人は何かをして失敗するくらいなら、何もしたくないのです。ですから、失敗しそうだと少しでも思えることは、その分、逡巡が続くことになります。

「失敗したっていいじゃない」
「とりあえずやってみようよ」

という励ましは、善意の正論であるのが普通ですが、そうは言っても、励ましている側は失敗の責を負わずにすむことがほとんどです。ですから、「とりあえずやってみよう」だけでは不十分なのです。

先送りしているわけではなくて、目の前においてじっと眺め続けてしまうことに対しては、「面倒くさい」と思っているのではなく「怖い」と思っていることを知ることです。だからこそ、「メールする」というタスクを分解しなければいけないのです。

「新規メールボタンをクリックする」
「テンプレートを用意する」
「以前に書いた文面をコピペする」
「適宜修正する」
「印刷して他人にチェックしてもらう」
「送信ボタンを押す」

くらいに徹底して分解すれば、するすると進む部分が出てくるものです。なぜ進むかと言えば、「そこは怖くない」からです。上述で「怖い」ステップがあるとすれば、

「印刷して他人にチェックしてもらう」
「送信ボタンを押す」

くらいのものでしょう。ここで逡巡してしまうからこそ、「メールする」に全てが含まれているという状態は好ましくないのです。その状態だと、タスクの中にいろいろな感情が混ざってしまうので、自身の感情にどう対応していいか分からないまま、時間が過ぎてしまうでしょう。

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