心理ハック
時間を正確に見積もっておくと得られるもの

ドラクエでいえば、拾った「キメラの翼」なら心置きなく使えるのに似ています。自分でゴールドを出して買った「キメラの翼」は何となく使うのが惜しく感じられるのですが、拾った「キメラの翼」ならもともと無かったものなので、さほど気にならないのです。
上述は大橋さんのブログ記事ですが、経済心理学の「心の中の別会計」を思わせる話です。
こういう心理的な傾向があるため、私たちはどちらかと言えばただでもらったものをありがたがらず、高い金を払ったものを重宝する傾向があります。そうでないように自分を意識づけている人も多いでしょうが、ふとした拍子にその傾向は顔をのぞかせるものです。
タスクシュートやToodledoで時間を見積もっておくと、時間単位あたりの「ありがたみ」をより強く感じることはできます。空き時間という概念が存在しないため、時間は何かと引き替えにしか得られないという感覚が根付くのです。
その価値観を根付かせる目的で利用するツールではありませんから、この感覚はいわば副産物として得られるだけなのですが、時々「非常にトクした気分」を味わうことができるのは、本当です。
時間を惜しむようになるのは善し悪しだ、と思われるかもしれません。確かに私もそう思います。ただ、「トクした気分」を味わってみると、悪い気持ちにはなりません。そして、タスクシュートを使う以前には、味わうことのなかった感覚です。とつぜん休講を知った学生時代の喜びとはまたちがうのです。








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