心理ハック
先送り防止の心理的な裏技
- 2010年03月20日 (土)
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人には次のような性癖が見られます。皿に盛られてみると残さず食べたくなる。他人がやっていることには口を挟みたくなる。
これはどちらもある程度までは、同じ心理学的概念で説明できそうです。
ちょっとだけ手をつけて、途中でやめる
先送り防止のための心理的な裏技として、ちょっとだけ手をつけて、中途半端なところでやめてしまうというやり方があります。
どちらもあまり一般的には「好ましい」とされないやり方ですが、実はけっこう効果的な方法なのです。
人は「中途半端」を好みません。「キリのいいところまで」という言葉にも、その性質が現れています。中途半端なところで終わらせるくらいなら、最初からやらない方がマシ、なような気がするのです。
この心理を逆手にとります。中途半端なところで終わっているのは気持ちが悪い。しかし、とりあえず仕事を中途半端なところまで手がけるわけです。これは簡単にできるでしょう。
そうすればしかし、「手がけた」ことにはなります。そしてやめたくなったらすぐにやめます。そうすれば「中途半端なところで」終わらせることができます。
次回、この仕事には手がけやすくなる可能性があります。中途半端なところで終わっているからです。これを「キリのいいところまで」やってしまうと、次回はまた手がけにくくなってしまいます。
ツァイガルニク効果
この方法の心理学的背景には「ツァイガルニク効果」があります。ツァイガルニクは人の名前。認知心理学者です。この効果については、ウィキペディアに説明があります。
ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)とは、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
ドイツのゲシュタルト心理学者、クルト・レヴィンの「人は欲求によって目標指向的に行動するとき 緊張感 が生じ持続するが、目標が達成されると緊張感は解消する」という考えに基づき、リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者ツァイガルニクが「目標が達成されない未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」との事実を実験的に示した。
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