心理ハック
1セクションを3時間から2時間へ


きわめて個人的な話ながら、数年ぶりに、1日を3時間ずつに区切るのをやめて、2時間ずつに区切り直しました。
1日を3時間に区切るのは、シゴタノ!の大橋悦夫さんの「タスクシュート」による仕様です。仕様で毎日の生活が定められているのはすごくおかしいことかもしれませんが、便利なのであわせていました。
しかし、最近「ライフハック・トーク」で堀さんと対談中に、Googleカレンダーで徹底的に「時間の隙間を埋める」時間管理方法をうかがっているうちに、「セクションを分けるなら、できるだけ小分けにした方が、時間活用力は高まるかもしれない」と思い直し、実行しました。
経済学のジョークに、ピザを6等分しても8等分しても、1枚の量は変わらない、というのがあるそうですが、時間も原理的には同じ事。3時間ごとに分けようと2時間ごとに分けようと、1日の総時間が増えたり減ったりするはずもありません。
しかし、実際にはそうでないからこそ、タスクシュートで大橋さんは3時間ごとに分け、私もそのやり方をToodledoで踏襲していたのです。1日を区切らず、24時間をまるごと「使おう」としても、まったくうまくいきません。部屋ごとに区切られていない大広間で生活するようなものです。人間の時間認識力には限界があって、大きくなるとひどくおおざっぱになってしまいます。
堀さんは対談中、この点をじつに細かく指摘されました。デジタルカレンダーの区切りがデフォルトで30分ならば、1時間のものよりは時間をうまく使える。15分のものがあれば、30分のものよりも、時間をうまく使える。なぜなら、人間の時間感覚はいいかげんなため、「原稿執筆1時間」と割り当てておくと、それが妥当なように思ってしまうからです。「30分」としておけば、30分で書ける内容であってもです。
むろん、縮めればいい、ということにはならないでしょう。しかし、最初は小さく割り当てておいた方が、時間を無駄にせずにすむとは思います。実際私は1セクション2時間としてみてから、多少は一つ一つのタスクで無為に過ごす時間が減ってきました。
より詳しくいえば、セクションの時間が短くなったことで、そこに入りうるタスクがより厳密に絞られるのです。3時間よりは2時間の方がイメージしやすいため、そこでどれほどのことができるかは、想定しやすくなります。「この2時間で、これらをやる!」という期待と決意は、「この3時間で、これらをやる!」という内容よりも、現実的です。
「では1時間にした方がいいのでは?」と思われるかもしれません。実際そうかもしれません。今のところそうしないのは、セクションが増えすぎて管理しづらくなるからです。それに、「1時間をまたぐタスク」はいくつかあるため、(2時間をまたぐタスクはめったにない)管理が少々面倒になるのです。
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http://twitter.com/TadayukiHattori Tadayuki Hattori
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