心理ハック
本を読めば、脳が変わる

- 2008年12月01日 (月)
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私事ですが、先日引っ越しを終えました。何もかもがいい環境になったと言えるかと思うのですが、問題が一つありまして、通勤時間が事実上激減したため、読書の時間を失いました。これは深刻な問題です。
大橋悦夫さんの得意技ですが、「継続したい習慣があるなら、既にある習慣にアイノリさせると良い」というライフハックがあります。通勤は絶対的と言っていい習慣だったので、これに読書をアイノリさせるのは、これまで確実にうまくいっていました。
本好きなら、電車に乗らずとも本を読むだろう。と言われればそれまでですが、私の「本好き度」は微妙なところです。電車に乗ればまず読書ですが、仕事が忙しくなれば、果たしてどうか。しかし、ただ好きなだけではすまず、私の場合仕事に関係しているところからも、本を読まないというのはだめです。
読書というのは、おそらく脳をリアルタイムに変化させます。善し悪しはともかく、これは非常に変化させているようです。「脳が心を変える」のは、今や半ば常識になりましたが、刺激は脳を変えます。読者は中でも、かなり強烈な影響を、リアルタイムに与えます。
そんなことを言えばどんな行為でも、少なくともある程度は脳をリアルタイムで変化させるのですが、読書ほどそれを強力に押し進める行為は、おそらくまずないでしょう。だから読書は、ある意味では依存的になるのだと思います。誰だって、自分自身を「思わぬ高みへ」引き上げてくれるものがあるなら、それをやってみたくなるでしょう。
幼少時より読書から、そうした経験を得てきた人にとっては、何冊も何冊も本を読むことで、「次ぎこそは次こそは」と、知らず知らずのうちに「脳のグレードアップ体験」を求めるようになるのだと思います。もしかするとあるいは、グレードダウンさせてしまうことだってあるのですが、それでも、たまさかのグレードアップ体験が、ランダム強化となるのです。
こうなると抜け出しがたいものになります。別に皮肉や変なユーモアで言っているつもりはありません。所在がなくなると本屋さんにフラフラと入ってしまう人は、たくさんいます。そういう人は知的だと思われることもありますし、また事実知的だと思いますが、単に知的なだけではないのです。本にはそれだけの可能性と魅力があって、その可能性を求めるから、失望の繰り返しにも我慢できるということです。








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