心理ハック
452 ブログのカテゴリから行動を改める

- 2008年09月23日 (火)
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これは小山龍介さんのライフハックですが、なるほど、そういう考え方もあるかと感じ入りました。近著、『iPhoneHACKS!』の一節です。
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iPhone HACKS! 楽しんで成果を上げるハイセンス仕事術 小山龍介 宝島社 2008-09-20 by G-Tools |
ブログにはたいてい、タグやカテゴリを設定することで、テーマごとに検索を容易にする機能があります。このブログでいえば、「やる気が出ない」というカテゴリを選択すれば、「やる気問題へのライフハック記事」が抽出されるように、設定してあるわけです。
小山さんのライフハックは言うならばこの機能を逆手にとって、カテゴリを先に決めてしまい、そのテーマに沿うようなブログを書くよう、自分を促すということです。そうすれば、行動を律することができると。
「書評」というカテゴリーを作れば、本を読んで書評を書こうというモチベーションにつながります。「気になる記事」というカテゴリーを作れば、ただ漠然とニュースを読むのではなく、気になったものをブログに書いてみようという意識が働きます。
p102
たしかにこうしたことはあります。というのも、私などはたとえば本を書く仕事を抱えているので、自分がテーマとしている本に関わる情報を、日夜探し回ってしまうのです。これはほとんど無意識の力が働いていて、最近刊行した「勉強術」の本を書いている最中は、誰彼の「勉強術」が気になって仕方がありませんでした。
雑誌の「勉強法」を見ればそれを読み、新聞の「教育欄」を読めばそれを読みといった調子で、とにかく自然と注意がそこへ向かってしまうわけです。そしてそれらをデジカメで記録したり、あちこちにメモしたり、録音したりと、とにかく忙しくなります。結果、やはり多少とも知識もつくわけです。
もちろん、本を書くのは仕事であるが、ブログを書くのはそうではないので、そう簡単に習慣が改まるわけはない、といわれるかもしれません。それもそうですが、ブログを1つわざわざ立ち上げるからには、少なくとも最初のうちは、モチベーションの高まりがあるはずです。その機をとらえて、自分の習慣に影響を持つようなテーマを与えるというのも、やってみる価値はありそうです。
なお、小山さんはこのライフハックについて、アフォーダンスという心理概念を援用されています。アフォーダンスとは、私たちの身の回りに、意味や価値が実在し、それを提供してくれているとみなす考え方です。椅子は座ることができる価値、紙は書くことができる価値、とってはつまむことができる価値を提供し得ます。
私は、ブログのカテゴリの例は、プライミング効果をもたらすのではないかと思ったのですが、アフォーダンスといわれればそうかなと思って、これも興味深いと感じました。
※プライミング効果
先行刺激の受容が後続刺激の処理に無意識的に促進効果を及ぼすこと。
[株式会社有斐閣 心理学辞典]
リサイクルの話を聞いたあと、「ペット」に続く後を完成させるよう言われれば、、「ペットボトル」などが思いつきやすいが、犬や猫の写真をたくさん見せられたあとなら、「ペットショップ」などの方が連想しやすくなる。人間の脳は一定の方向付けを与えられると、それに沿った語句を連想したり、情景を想起しやすくなる性質を持つ。
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