心理ハック
391 「寝かせる」効果

心理学的には「レミニセンス効果」などと言いますが、記憶したことはその直後よりも、一定時間が経ってからの方が思い出しやすくなるという現象があります。
最近、池谷裕二+糸井重里の対談でもこの話が出ていましたが、ずっとURLが残るわけではないようなので、ごらんになる方はお早めに。
http://www.1101.com/suimin/ikegaya/2007-12-04.html
これを応用するなら、その場で理解できなかったことでもとりあえず読んだり聞いたりしておくことで、後ほど理解できるようになるかもしれません。
また、大したアイデアではなくてもとりあえずまとめておくことによって、後ほど素晴らしいアイデアに結晶する可能性が生じます。とにかくあきらめないことだ、というような結論に落ち着くわけですが。
レミニセンスを体験するのは、それほど難しいことではないと思います。やや難解な本を夜などに読み、翌朝同じ場所を読み返してみると、理解度が高まっていることが実感されます。
こうした脳の力を考慮に入れると、若干読むのに骨が折れそうで、難しい内容の話であっても、とりあえずその場で読んでおき、後々の自分に期待した方が、「あとで読む」ことを期待するよりも良さそうです。
脳は、いったん取得された情報を、私たちが本当に理解したいと望むなら、無意識のうちにもがんばるからです。
「あとで読む」ことにするのは、時間がないし疲れているから、といった理由がふつうです。つまり、その場で読んでも理解が十分にできなさそうだからというわけですが、この判断は無意識の力を無視しています。








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