心理ハック
155 月頭、年始

「一年の計」などとはよく言いますが、日記を書くというそう難しくない行為ですら、4日と続かないのが人間です。皆さんは「来年こそ!」と意気込んでいることが、おありでしょうか?
私は、来年「達成したい」(妄想)はたくさんありますが、何とか実践できそうで、どうにか実践したいと思っている「見通し」も、妄想の他に一つあります。「記録をつけること」です。
今年になって、「作業記録」を実践的につけ始めました。そうして、初めてわかったことがいくつもありました。それについては、先のエントリでも取り上げましたが、それでもう一つわかったことがありました。それは、
「何事かを達成したいと思ったら、助走距離を用意すること」
です。
つまり、来年になったら、「作業記録」と「お金の出入り」をじっくり記録していきたいと思っているのですが、これが「やれそう」に思えるのは、すでにおおざっぱながらも実践しているからです。つまり、日記をつけるなら「元旦」からにせず、そろそろつけ始めるべきだということです。今ならまだ、失敗できます。
計画・プランニングの難しさは、何も認知心理学を持ち出すまでもないでしょう。「三日坊主」という言葉があるのです。人間は、やり出して三日坊主に終わってしまうと、自分へのふがいなさからなのか、ショックを受けがちです。そんなショックを和らげるために、失敗してもいい時期に、三日坊主も経験してしまいましょう。
12月1日からの三日坊主であれば、1月には再チャレンジできます。
ところで、「継続」は「習慣」の問題でしょうか? それとも「やる気」の問題でしょうか?
明らかに、両方が含まれますが、計画継続意欲と「やる気」の問題は、はっきり言って広範囲に研究されているとは、思えません。「やる気」と言えば、このブログでもそうですが、どちらかといえば瞬発的な精神力を指すようです。
ぐねーっとしている子供に向かって、先生が「やる気を出しなさい!」とは言いますが、三日坊主に終わった日記を見て、「やる気を持ち続けなさい」と言っているシーンは、了解できなくもないですが、ちょっと不自然な言い回しに聞こえます。むしろ、「一度やろうと決めたんだから、途中で放り投げるのは、よくないことですよ」あたりではないでしょうか。
「途中で放り投げる」というのはむしろ、「やめる」決心ともとれます。あるいは、「忘れてしまう」(つまり記憶)という問題かもしれません。または、「やってみても、あまり面白い成果が得られない」(期待・見積もりの誤差)のかもしれません。いずれにしても「続かない」のは単に、「やる気」だけの問題ではないでしょう。
私は、そのように「複合的認知」が絡む問題については、パーソナリティによる問題点の分類や、最も重要と思える要素の特定が、まずもって必要になると考えています。今後、「計画継続意欲」の問題も、考えていくことにします。








Twitter