心理ハック
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篠塚 充
シーアンドアール研究所 2012-01-26 |
献本ありがとうございます。
この本はまず「ハック」ではない。「全部入り」の本に近い。どちらかと言えば読みやすいマニュアルと言ったところだ。
この本だとまず外観を目にしたら買うのに躊躇してしまいそうだ。それほど充実している。いったい何の本だろう、という人はそもそもこのタイトルの意味では分からないかもしれない。
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脳内ランプ
先日、シゴタノ!の大橋さんと話しこんでいたとき、クリップボードをコピーした直後というのは、妙に緊張する、という話が出た。また妙なことを言い出したぞ、と思ったが、とても面白い話だった。
クリップボードにコピーしたということは、それをどこか他のところに貼り付けたいと思った、ということだ。
コピーして、貼り付ける。この行程はもちろんごく短い間のことだから、たいていそれほど意識的に行われる作業ではない。コピーした直後に、「●●のことをクリップボードにコピーしたから、後でどこそこへ貼り付ける」などとメモする人はいないだろう。
しかし、もしもあなたがごくごく短い事柄しか覚えておけない、障害を持っていたら、どうだろう? 2秒以内であれば間違いなくペーストできるとしても、3秒以上経つと、どこに何をペーストすればいいのかを忘れるとしたら、どうだろう?
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たちさんのアドバイスにしたがってブログを書いてみる!
昨日、第3回No Second Lifeセミナー開催!! テーマは「楽しく続けるブログ!最初の一歩」にお邪魔してきた。もちろん有名ブロガーがブログについて語るのだから、色々勉強になったわけで、新たに得た知識を応用してブログを書いてみる。
そもそも私がこのセミナーに参加したのは、たちさんと個人的に親しくさせていただいているからだが、「ブログの書き方、続け方」というテーマに100名のもの人々が参加するという現象自体に興味が湧いた。
いったい人は、なぜその話を聞きに行くのか。もちろんブログを書いている人、書きたいと思っている人たちはたくさんいるのだが、日曜日の夕方に3時間もかけて「ブログの続け方」を知りたいという人がそんなにいるものだろうか。
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モチベーションに頼る危険
ずっと「やる気」に関する考察を続けてきた感覚を持っているのですが、調べれば調べるほど「やる気で作業を進める」ということには無理があるのだと思うようになりました。このエントリはシリーズになるかもしれません。
コンテクストは先送りになりやすい
私は「コンテクスト」(@)というのは、
・複数のプロジェクトにまたがったタスクが入り乱れているリスト
と、認識しています。この定義だけでも、本来それはそれぞれのプロジェクトに返してあげた方がいい、と思いますが、現実にはそうもいきません。
例えば大きなタスクが受信トレイに入ってきてしまいます。物書きであれば「ゲラ」がメールでやってくるのは普通です。もちろんゲラは例えば「クラウド時代のタスク管理の技術」というプロジェクトのタスクです。
「クラウド時代のタスク管理の技術」 → □ゲラ
という形であるのが自然ですが、メールからはいってくるとなると
受信トレイチェック → □ゲラ
と見えてしまっているのが現実です。このように「受信トレイ」は「@受信トレイ」であり、コンテクストですが、コンテクストリストを処理する(ゼロにする)という作業は、気が乗らないものなのです。数が増えてくるとなおさらです。
それでもコンテクストの処理に急にモチベーションが高まるタイミングというものがあります。それは人によって違うのですが、要するに「一念発起した」ときです。
動物は「危機が迫る」と急にやる気になる
人によって違う理由は、いつ「危機だ!」と感じるかが人によって違うからです。もちろん家が燃えているとなれば誰だって「危機だ!」と感じるでしょうが、受信トレイの件数が「あふれている」程度では人によっては「危機だ!」などと思いません。
しかし1000件近く受信トレイに未処理メールがたまっていて、そのせいで大事な人からのメールを「見落とした!」というようなとき、「これはいかん!」と思っていきなりメールの整理をはじめる。
危機とはすなわち適応できない環境であり、いわゆる「太古の昔」からこの傾向はずっと続いています。やる気に満ちあふれている人を見たとき、私達が何とはなしに不安な気持ちになるのは、当人が「適応できない環境に取り囲まれている!」と感じているからなのです。
適応できない環境に接しているとき私達は何らかの意味で動機づけられます。
・環境を改造する
・環境から逃げる
・環境と闘う
・環境に適応しようと我慢する
ある意味でやる気が出ないというのはいいことなのです。それは環境に適応しているということだからです。受信トレイが500件でも、それに適応しているということはあり得ます。
こう考えてみると「コンテクストに対してやる気になる」というのはあまりいい状態ではないと思われます。それはだいたいかなり不快な状態であるか、神経過敏(強迫症めいている)なのです。「トイレの掃除」はプロジェクトというよりはコンテクストですが、「トイレの掃除をしなければ!」と強く動機づけられているということは、大変不快な状態でしょう。
あるいは一日中トイレの掃除をしていないと気が済まないという場合。こちらは心理的なアンバランスを感じさせます。もちろん「やる気」は高いはずですが。
コンテクストの「ケア」にはしたがって、やる気がなくても手がけられる、改善できるというのがよいと思います。「家事」はだいたいコンテクストの連続ですから「モチベーションが高まらないと家事をする気がしない」人は、プロになるか、自炊も掃除もたまにしかやらなくなるでしょう。
以上は全て、プロジェクトの話ではありません。プロジェクトに手がけるには多少とも「やる気」が要りようになります。やはりこの話はエントリを改めます。
ログに現実を反映させる
「人生を変えたかったらログを変えればいい」
結構、久々に全身に衝撃が走った言葉でした。
1/15に行われた「クラウド超活用セミナー」での、佐々木正悟さんのお言葉です。
「お言葉」というのはいってもらうのは恐縮だが、こうするためにも「100%現実を反映する」というのが大事なのである。
現実には、ログが100%現実を反映するはずはないが、自分の現実を反映していると思えるくらい高い精度にしていくと何かと便利である。
家計簿が100%、入出金と所持金を反映していれば、色々と「いじる」ことができる。「外食を控えればこのくらい貯金できる」と思えば、ほぼそのとおりの結果を出せる。これは「外食」が100%「外食費」を反映していてこそできることだ。
99%で良さそうだと思われるだろう。実際はそうなのだが、人は面白いもので、99%は100%でないことを知っているから、「この家計簿の「外食費」には不正確なところがある。ということは真面目に外食を控えても、100%貯金できるとは限らない。だから外食しちゃおう」となるものだ。
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