ライフハック心理学

心理ハック

見積もりと〆切

大切なことは,スケジューリングの段階から「締め切りは絶対に守るもの」という前提で臨むことである。すると,スケジューリングの段階からずっと真剣にならざるを得なくなる。

①「ほぼ確実にできるタスク」だけを抽出して,まずはそれのスケジューリングをする。予測不能なものについては,正直に「現時点では見積りができない」と宣言し,必要ならば「見積りをするための調査期間」をもらう

② 各タスクはすべてスタートダッシュでこなし,与えられた時間の半分の時間で「ほぼ完成」まで持っていく

③ 万が一,半分の時間で「ほぼ完成」まで持っていけなかった場合,これを「危機的な状況」と認識してスケジュールの見直しを交渉する

第2回 「締め切りは絶対に守るもの」と考えると世界が変わる
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/software_is_beautiful/0002

私自身は、キャラクター的に、こういう厳しさと自分自身が馴染まないのですが、感覚的には近いものをもっています。

「時間を見積もる」ということは、特に第1回目においては、原理的に無理があります。「何分やる」とはっきり決まっているものでない限り、見積もり通りにいくはずがないからです。

ちなみに「何分やる」と決まっていることなど何もない、というご意見をいただくこともありますが、それは話が違っていて、「歯磨き3分やる」とかいうことは「3分」と簡単に見積もれますよね、という話。途中でいやんなって1分でやめてしまうということもあり得ますが、それは別の話です。

もっとも問題なのは、「果たして一日何分やれば、そして何日かければ仕事のめどがつくのか、さっぱり分からない場合」です。この問題に対応するために、「とにかくスタートダッシュをかける」というのは、あまりライフハック的ではないにしても、合理的だとは思います。

- どうしてペースを守ることが大事なんでしょう。

村上:どうしてだろう、よくわからない。とにかく自分をペースに乗せてしまうこと。自分を習慣の動物にしてしまうこと。一日十枚書くと決めたら、何があろうと十枚書く。それはもう『羊をめぐる冒険』のときからあまり変わらないですね。決めたらやる。弱音ははかない、愚痴は言わない、言い訳はしない。なんか体育会系だな(笑)。

村上春樹ロングインタビュー
http://d.hatena.ne.jp/sap0220/20100725/p1

私自身は、全く「体育会系」的ではありません。「自分を磨く」という表現は皮膚が真っ赤になりそうであまり好きにはなれませんし、「人間的成長」という言葉を目にすると、なんだか蕁麻疹が出てきそうです。さほど嫌悪感はありませんが、肌に合わないのです。

しかし、中島さんや村上さんが言っていることの意味はよく分かるような気がします。そこで、ライフハック的に、つまり「厳しさ」を取り除いても真似できないものかと、言葉の不正確な意味での「姑息な」手段を講じたくなります。

すると次の部分が目につきます。

「「締め切りは絶対に守るもの」という前提で臨む」
「とにかく自分をペースに乗せてしまうこと」

ここには、それほど体育会系的な部分はないようです。それほど体育会系的に血を流さなくても、やれる方法はあるような気がします。

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私は「これ」を自らに作り上げるのに、注力しています。タスクシュート、Toodledoが「カチッ」となったら書き始める。そして「ENDTIME」がくるまで仕掛けにしたがって動きをやめない。その中から安心感を得、安心感を強化子として、「明日が来て、明日が去り、また明日がやってくる」という流れに乗ってしまうのです。

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