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消したい記憶はありますか?

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star分かりづらいかも。けどいいよ
starそりゃ、普通はこうはならないんだけど。
starミシェル・ゴンドリー

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「何でも永遠に覚えておける記憶のスーパーマン」へのあこがれがある一方、「記憶消去」への憧れもあるのが私たち人間です。そういう意味で、「記憶消去」というのは「永遠のテーマ」と言えますが、今のところこれは、到底不可能な技術ではないかと思えます。少なくとも、映画のようなわけにはいかないのです。

ハリウッドで、もっともよく持ち出される「神経障害」と言えば「記憶喪失」だとか。もちろん、消したい記憶だけを狙って消そうという記憶消去と、広範な記憶が意図せず消えてしまう記憶喪失とは全く異なりますが、事実上、人間は「記憶の問題」と闘っています。「記憶力によい」とされるクスリは、かなり怪しげなものでも一定の売り上げがあります。「記憶力を伸ばす」という本も、結構あちこちで見かけます。

ただ、冒頭にあげた「エターナルサンシャイン」もそうですが、説明をわかりやすくするためか、「記憶内容」がしばしばコンピュータのファイルのように、「データ」として扱われています。しかしコンピュータのデータは、アクセスしても変化しませんが、人間の記憶内容は、思い出すたびに変化してしまうような、いわば「生もの」です。

つまり、圧縮されて「格納」されているだけの物理的断片ではないため、内容を都合よく消滅させるという技術は、なかなか実現されないでしょうし、実現されたと言われても、不安が残ります。

どうしても「苦しい記憶」から逃れたいというのであれば、「そもそも論」に立ち戻って考えた方が良さそうです。「そもそも記憶は何のためにあるか?」「なぜイヤな記憶が消えないのか?」と考えてみると、それは覚えておくことで、将来の役に立つと脳が計算しているからでしょう。「あとで読む」のように。つまり、自我が「こんな記憶は不快なだけで、現在も将来も未来永劫、絶対に役立たん!」と圧倒的に結論できれば、その記憶で苦しむことはなくなりそうです。なくならないまでも、激減でするでしょう。

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Toodledoをタスクシュート風に使う

最近ちらちらと記事にしていることですが、今はタスク管理ツールに、Toodledoを使っています。以前はもちろん、タスクシュートを使っていましたが、WindowsからMacへ移行して、どうしてもWindowsを起動するのが面倒になったため、いったん、Omnifocusに移行しました。

OmnifocusではiPhoneバージョンまで購入したため、散財しました。この金額が、当時の私の経済情勢では痛かったため、しばらくサンクコストで使い続けていたのですが、どうにもうまく回らず、とうとう業を煮やし、タスクシュートに回帰することを決めたとき、Toodledoのことを偶然知って、こちらへ移行したわけです。

Toodledoはここひと月ほど使っていますが、なかなか順調です。とにもかくにも、これで書籍一冊のデッドラインをこらえたとという「実績」ができたため、自分としてはしばらくこれでいけるという気持ちでいます。

Toodledoが特徴的なのは、その柔軟性です。GTDユーザーにはGTDソフトとして、私のようなタスクシュートユーザーにはタスクシュートのように振る舞わせることができます。それだけに、最初の取っつきが意味不明に見えることもあるかもしれませんが、やろうと思えば無理そうなことでも、強引に実現できてしまいます。個人的に、こういうのは好きです。

もっとも、タスクシュート実践者として大きな不満足の一つが、「終了予定時刻」がリアルタイム表示されない点です。その一歩手前の、総見積もり時間であれば、検出できるのですが。

とりあえずは、これで我慢しています。総見積もり時間がとりあえず出ていれば、現在時刻にそれを加算して、終了予定時刻を算出できます。それに、総見積もり時間が出ていれば、現在時刻に足し算すればいいので、たいていは暗算でも問題ありません。

また、上図のように私はTAGを使ってセクションごとに見積もり時間を累積できるようにもしています。1セクションは3時間であるため、これを超えているかどうかはすぐに分かります。この辺は、タスクシュートで培った感覚で、BCDEFのセクションごとにタスクをわりふれば、別に不都合はないのです。

Toodledoがいいのはもちろん、オンラインで使える点ですが、もうひとつなかなか重宝しているのが、タイマーです。図では見えにくいのですが、タスクごとにタイマーをつけることができるので、開始時刻と終了時刻は不明でも、見積もり時間より多くかかったかどうかは、すぐに分かります。

タイマーはまた、一時停止して、続きから再開することもできるので、タスクシュートでは少々面倒だった、マルチタスクを並行して進めるのには役立ちます。ちょっと手がけて、止めて別のことをして、再びもとの作業に戻る、という使い方も簡単にできます。

タスクシュート同様に何と言っても手放せないのが、一週間後までの各日の累積時間が把握できるところと、一タスクが終わるたびに、累積時間が独特の割合で減じていくところです。この快感は、快感を感じるタイプの人が、実感してみないと分からないことのような気もします。ともあれ、やはりオペラント条件付けです。終わらせた快感と、予定終了時刻が非常に現実的な割合でしか変化しないところに、独特の困難なゲーム感覚が味わえるのです。

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EVERNOTEの「NOTEBOOK」と「TAG」

EVERNOTEには「NOTEBOOK」と「TAG」という分類項目があります。大まかに、NOTEBOOKは階層化できないフォルダ。TAGは階層化できるタグです。

私は最近、タスク管理のためにToodledoというツールを使っているのですが、このツールでは、タスクの分類項目が「フォルダ」「コンテクスト」「タグ」の三種類でやれます。うち、「フォルダ」と「コンテクスト」は私の理解する限り、ユーザーが位置づけるもので、機能的な違いがありません。こういう機能は少し悩むところがあって、機能に違いがないということは、中身の設定をすべて反対にしても、同じ結果が得られるということになるからです。

Toodledoでも「タグ」だけは機能自体がちがっていて、1つのタスクに2つの種類のタグがつけられます。フォルダもコンテクストも一種類ずつだけです。

原則的にはTAG中心

さて、EVERNOTEですが、EVERNOTEではNOTEBOOKとTAGは機能自体がちがいます。これならば、どちらがどちらかで悩む、ということはありませんが、どう使うかについては、少々試行錯誤が必要でしょう。

結論を先に言うと、なるべくNOTEBOOKは使わずに、TAGだけで分類するようこだわると、うまくいくと私は思っています。TAGは階層化もできますし、複数に振り分けることもできるからです。ただ、複数に振り分けることができないというのが、NOTEBOOKの大きな特徴で、これを使いたい場合にNOTEBOOKを利用する価値が出ます。

NOTEBOOKは「移動」できる

タグは「つけくわえる」ことができてしまうので、データを移動することができません。タグAから、タグBへとデータを移動しようと思っても、データにはA のタグもBのタグもついてしまいます。したがって、「あとで処理するデータ」をプールするような場合、NOTEBOOKに入れておく方が、整理するのが簡 単です。「inbox」とでも「あとで処理」とでも、とにかく適当なNOTEBOOKに入れておいて、あとでそれを空にする、という方法を簡単に実行でき ます。

一つ一つのデータからつけたタグを引きはがすという操作は、これに比べて面倒で、感覚的にももうひとつです。

日記はTAG

一方で、「日記」のように、いかにもNOTEBOOKに別わけにしておいた方がいいようなものが、実はTAG向きだったりします。なぜなら、

「年」「月」TAGは付け加える方が整理しやすい
日記は他の属性を与えたデータとしたいことがよくある

からです。

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取りかかっても取りかからなくても苦しい心理

1.学期末のレポート3点について、自分たちで〆切を作らせ、発表させる。自発的な〆切に遅れたら、ペナルティを設ける
2.学期末のレポート3点について、「学期末まで」という以外には何も設けない
3.学期末のレポート3点について、第1は4週間後、第2は8週間後、第3は12週間後という〆切を押しつける。ペナルティもあり。

シゴタノ!「長期計画をまちがいなく達成する方法ー『予想どおりに不合理』より」

長期計画の中の「先送り」と、毎日やることをいつまでもやり始めない「先送り」とは、少しニュアンスがちがいますが、だいたい同じもののように扱われています。上述は、『予想どおりに不合理』という書籍について、シゴタノ!で書かせてもらった引用ですが、クラス全体の成績を比較した限り、3のグループがもっとも平均がよかった、という結果になっています。

以前、なかなか取りかかれず、何かと先延ばしにしてしまう心理を、私は「葛藤」という切り口で考えてみたことがあります。取りかかりたくない仕事やジョギングなどには、取りかかっても取りかからなくても苦しい、という心理があるように思えるからです。取りかかるのは苦しいし、取りかからずにグズグズしているのも苦しい。どっちつかずの間、時間が経過するという状態です。

押しつけられている仕事に比較的取りかかりやすいのは、選択し、決断する意義があまりないように感じられるからだと、私はよく思っています。これは、以前、Lifehacking.jpの堀さんに「大事なことほど後回しになる」という現象を解説してもらったときに、考えたことです。なるほど、「これは自分にとってとても大切なことだ!」(たとえば「運命の人だ!」と思った相手への告白とか)と思ってしまったことほど、やれません。かくして博士課程にある大学院生は、博士論文に取りかかれなくなります。

人から押しつけられたペナルティを避ける、などというのは、やりがいはあまりなく、志が高いとはとても言えませんが、少なくとも取りかかりやすいように思われます。取りかかる理由も、かなり明確になります。これがもっと高尚な目的を果たす意志を持ちながらだと、どうしても「最適な時期」と「最善の状態」にだけ仕事をしたくなりますが、それが「今だ!」と確信できる保証はいつになっても得られないため、タイミングを得るのが難しくなるのです。

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