心理ハック
ノーリスク・ハイリターンを目指さない

- 2010年03月25日 (木)
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特に心が弱っているときに、こういう発想になってしまいがちです。さすがに株式投資でこれをやろうという人はいないと思いますが、(そもそも株式に参加していながらノーリスクというのが変です)、恋愛となるといきなり思考回路が混乱してしまう人は見受けられます。
各種保険業の存在を見ても、生きるということ自体が、ギャンブル性を有していることは明らかです。人生のギャンブルにおいてもやはり、
・ハイリスク・ハイリターン
・ローリスク・ローリターン
のいずれかを選択していくというのが、基本的な戦略になるでしょう。
ノーリスク・ハイリターンを望まない
もっとも、ラスベガスのルーレットをやっているわけではないのですから、本当にハイリスク・ハイリターンか、ローリスク・ローリターンか、そもそもあるアクションを、ローリスクかハイリスクかを、どうやって算出するのかといった問題が残ります。
「石橋を叩いても渡らない」という「堅実」な人生を歩んでいるつもりの人が、危ない橋を我知らず渡り続けていて、大きなリターンをそれと知らずに得ていた、という結果になることも、人生ならありえます。ルーレットであれば、リスクもリターンももっと明示的です。
どんなリスクをとって、どんなリターンを望むかなど、人それぞれの自由裁量でしょう。他人の口出すところではないと、私は思います。しかし、ノーリスクでハイリターンを望むのは、不健全な感じがします。
受験となると学生時代は、「これさえ読んでおけば」とか「これさえやっておけば」というものを入手しようと躍起になります。「絶対に100%」という言葉がやけに目につき出すのも、こんな時です。「ここに登録さえしておけば絶対に」幸せな結婚ができるなどというシステムは、「素敵な異性」が無限に存在するわけでもない世界では、何かおかしくないでしょうか?
心が弱ってくると、あらゆる困難が非常に恐ろしいものに思え、ちょっとした冷気で身も心も凍えるように思え、ちょっとしたリスクを馬鹿げた程度まで拡大解釈しがちになります。この神経過敏な心理が、「ノーリスクでハイリターン」を求めるようになるわけです。
私はひとつの心理的健康を計る指針として、「ノーリスクでハイリターンを求めていないか?」を見るようにしています。特定の分野に限ってのことであれば、その分野についてあまりに自信がないというだけのことでしょうが、あらゆることについてこの態度が目につきだしたら、少し元気を取り戻す必要があるでしょう。








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