心理ハック
タスクの味に、蜜の味を仕込む
- 2010年02月02日 (火)
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最近セミナーで、トム・ソーヤの壁塗りのエピソードをよくします。トム自身は楽しいと感じていなかった壁塗りを、友達には楽しいと思い込ませ、友達にやらせてしまうというエピソードです。
この話の教訓は、楽しいのかつらいのかがあいまいな行為には、先入観が大きく影響するということだと思います。
タスクに蜜の味を仕込む

ですから、タスクに「甘い」先入観を植え付けてしまえば、私たちは「無意識のうちに」タスクへ向かっていくようになります。
これはもちろん行動科学的にも説明できることで、実験用のネズミはレバーにチーズの味を、無意識にせよ連想するところまでいくでしょう。
問題はどうやってそれをやるかです。私は昨日も紹介したTextExpanderでこれを実現しています。
TextExpanderは使用するタイミングで効果音を発生させられます。この効果音は、変えることもできます。
たとえばブログを書く時に使う一連の省入力セット利用時には、私の好きな「submarine」の効果音を鳴らします。次のように設定するわけです。

このようにしておくと、「なぜかよく分からないがブログを書くのが楽しみになる」という心理現象を引き起こすことが、徐々にできるようになっていきます。この際、特定のアプリを使い、特定の音楽を聴き、環境条件を「甘く、甘く」追求するほど、この無意識の方向付けが強化されます。
私はこの目的を徹底するため、この効果音は特定のアプリ使用時にしか鳴らないようにしてあります。これも、TextExpanderの設定です。

こうしておくと、なぜかMarsEditでブログを書きたくて仕方なくなってくるのです。
タスクに「快感」をアンカリングする
アンカリングとは、碇を降ろすという意味で、よく経済心理学で使用される用語です。これを、特に「そのタスクをどう思っているのか、あいまいなタスク」に適応するのが、急務です。
なぜ急務かというと、タスクの「味」があいまいなだけに、快・不快どちらにも転びうるからです。TextExpanderは使用時に「submarine」が鳴るなど、じつにちょっとしたことです。
こんなことでちゃんとブログを書く習慣が「強化」されるということは、同じくらいちょっとしたことで、ブログを書くことがいやになってしまう危険性も、少なくとも私の場合、十分あるはずです。
▼心理ハック 好きかキライかはっきりしないタスクにどんどん「快」をもたらす刺激を埋め込む
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