心理ハック
人の意見を聞く
- 2010年01月04日 (月)
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「暗闇から抜け出たい」。鳰原さんが船外への脱出を決意したのは転覆から3日目。宇都宮さんと早川さんが制した。「外に出るより、ここで待った方が…」
目覚めると船が横に 漁船転覆から生還までの4日間
このニュースは、何となく臨場感まで感じ、胸を打たれました。4日間は、さぞ長かったでしょう。
人の意見を聞く
他人の意見を尊重するのは、けっこう難しいものです。聞いてみると大した意見に思えないこともよくありますし、何より「正しいという保証」がないのです。
自分の考えに従えばよい結果になるという保証もないわけですが、少なくとも「人の意見に従って後悔するよりは、自分の考えにしたがった方がいい」と思うものです。
ですからどんな場合でも、人の意見に耳を傾けた方がいいということにはならないのですが、少なくとも人の意見を尊重する価値がある状況として、
・自分が冷静になれていないと思われる状況
が、あげられるでしょう。こういうときには、冷静な状況とはまったく異なる判断をしてしまう危険性が高いと、いくつかの心理実験が示唆しています。

心理学 3人寄れば文殊の知恵?
ロシアの心理学者ヴィゴツキーは、教育心理学の分野で面白いことを指摘しました。
子供がひとりで解くことのできる問題の難易度と、同じ知能レベルの子供と協力して解くことのできる問題の難易度は、異なるというのです。しかも、他人との協力の中で発揮する能力は、同程度だったはずのAとBとで、異なってしまうのです。

私たちはこれまでのところ、少なくともテストという条件下では、独力で解いた能力のみを「能力」とみなされます。他人の助けを借りて問題が解けたとしても、そのことに価値はないものとされます。
しかし日常生活の中では、そこまで徹底的に「他人の助けを借りずに」問題に取りくむという状況が、いささか不自然です。教育心理学の分野に限らず、他人との協力の中で発揮できる能力について、私たちはもっと知見を広げたいものです。
▼参考になる書籍
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ヴィゴツキーを学ぶときの導入にぜひ






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