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笑顔の意味 Clip to Evernote

愛が時空を越えることが証明された?
http://lifehacking.jp/2009/05/sending-love/

とても面白い記事だったので、ちょこちょこといじってみます。この記事に関することで、心理学論文のテーマを三つほど見つけられそうです。

まず私が気にしたのが次の所。

得られた実験結果が偶然に生じた確率は 11000 分の 1 だというのも驚きです。少なくとも私の研究分野だったら「統計的に有意」と扱うべきレベルといえるでしょう(もちろん、統計的に有意でも、物理的に意味のない現象はいくらでもありますが…)。

これは、心理学でも当然「統計的に有意」ということになります。そして多くの場合心理学であれば、これでいちおうまとめてしまうことができそうです。むろん、「統計的に有意でも、物理的に意味のない現象は」あるのでしょうが、心理的に意味がないかどうかは、それほど自明ではありません。

(人の研究に突っ込むときは、「統計的に有意」の無意味性をたたく一方、もちろん自分の研究の正当性はまさしく「統計的に有意」以外のものではあり得ない。そんな人はいろいろな国からたくさんやってきていました)。

「物理学の世界とちがって、心理学では何ごとも証明(prove)できない」と、ノーベル賞受賞者である行動主義の教授はおっしゃっていました。もっとも、私はその先生が怖くてびくびくしながら聞いていたから、正しくこの通りに言っていたとは言い切れませんが。

もうひとつきになったのは、次の所。

元記事でこの現象を説明するのに量子もつれをもちだそうとしたあたりで意識が遠のいたのですが、

そうですか。やっぱり物理学専門の人にとっては、脳内現象(心理現象)に「量子のもつれ」はいけないのですね。「当たり前じゃないか!」と言われると、私のような、物理学にかなり暗い人間は困るのですが、アリゾナ州立大あたりでは、「脳と意識」(特に自由意志)を「量子」で説明しようと盛んにがんばっていたグループがあったように記憶していたのです。今はもうなくなってしまっているのでしょうか。

以上はもちろん、私はただ興味本位で読み進めていただけですが、次はこのブログの守備範囲です。

とりたてて意味がなくても笑顔を基本の「姿勢」にしていることのメリットは本人だけではなく、周囲にも拡散してゆく気がします。

取り立てるほどではないかもしれませんが、意味はあります。一般に、人は笑顔を作ると、自分が楽しくなります。(悲しい顔をすると悲しくなる)。何ごとも証明されない心理学の世界でも、このことは「強く示唆」されています。

そして、人は「心を読む」ことが出来るとされ、共感力があるとされ、「ミラーニューロン」などの存在が、感覚的な伝播を「強く示唆」していると思われますから、ポジティブな「態度」がポジティブな影響をいろいろな意味で周囲に与えるということは、「妥当な推論」だと考えてよいでしょう。

「笑顔でいる」ということは、よいマインドハックです。


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