心理ハック
136 作動記憶を整理してくれる環境

先日、百式さんが面白い時計を紹介していました。
「オンラインガジェット (AmbientClock.com)」です。
個人的には、こうしたツールがもっとどんどん出てきて欲しいと思います。オンライン・カレンダーを表示するカレンダーとか、そのカレンダーの写真はFlickerからスライド・ショーにするとか。
こうしたことを、何度か述べてきていますが、こういうツールやグッズは、私たちの身の回りに決定的に欠けているモノだと思うのです。
私たちは、やらなければならないことや、覚えておかなければならないことを、入力するツールとして紙を持っています。入力し、参照するツールとして、PDAやPCを持っています。検索するツールとしても、PCを持っています。
しかし、何もしなくても、必要な情報を教えてくれるツールは、貧弱です。時計、カレンダー、そして目覚まし時計というのがせいぜいでしょう。「家訓」を壁に掛けておく家もあるでしょうが、「家訓」は万人向けすぎます。もっと、自分自身が忘れてはならない用事を、黙っていても教えてくれるツールが、欲しいとことろです。
工夫すれば、PDAやケータイでやれないことはないのですが、カレンダーのように「大きい」画面でそれを知らせてくれるのがいいのです。共有するためというよりも、参照を容易にするためです。
大きい、ということは、見やすい、のです。
何も、プライバシーに関わるような情報を、そこにさらすことはありません。ニュースや天気や今日の日付や只今の時刻だけではなくて、私たち自身が、毎日知っていたい情報というものは、あるでしょう。それらは、ニュースや天気や現在時刻よりも、知る甲斐のある情報です。
そうした情報が、顔を洗ったときに、ワッと目に入ってくると、本来考えなければならないことが、注意スポットの中央にせり上がります。そこは、作動記憶などのスペースですが、しょっちゅう、心配事やら争いのネタだの、余計な情報に占有されやすいスペースでもあります。そこに、「今日やることは最低これだけ」という情報が割って入るだけで、アタマが清掃されるでしょう。そういう感じを抱くことができる、と思います。








Twitter